横浜市教育委員会は4月7日から、令和7年度(2025年度)実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験(7月〜8月実施)の募集案内と受験案内の配布およびホームページへの掲載を開始した。
横浜市の試験日程は、1次試験が7月6日(日)、2次試験は8月上旬から9月中旬にかけて行われる予定となっている。1次試験については横浜市内のほか、大阪会場でも実施する(※大阪会場では小学校及び中学校・高等学校(技術、家庭)、特別支援学校の一般選考受験者と、特別選考の1次試験免除者〈2次試験扱いの論文試験を受験〉を対象に実施)。
なお、受験票交付後(6月中旬〜下旬を予定)別途指定する期日までにwebによる適性検査を受検する必要があり、期日までに受検しない場合は失格となる。
結果の発表は1次が7月下旬(前年度試験では7月26日)、最終発表は10月中旬(前年度試験では10月11日)に行われる。
出願期間は4月9日(水)から5月12日(月)午後5時まで、「横浜市電子申請・届出システム」による電子申請での申し込みとなる。なお、特別選考のうち③(大学推薦)、④(スポーツ等)、⑥(障害者)、⑧(大学3年生チャレンジ推薦特別選考)で出願する場合には、別途郵送にて関係書類の提出(③⑧は大学を通して提出)が必要となる(締め切りは③⑧が5月7日、④⑥は5月12日のいずれも当日消印有効)。
なお、横浜市では現在、「SPI3」(基礎能力検査、性格検査)を1次試験とした「春チャレンジ選考試験」の1次試験を4月15日(火)まで実施しているが、春チャレンジ選考試験の1次試験の合格発表は4月30日(水)で、春チャレンジ選考試験の1次試験で不合格の場合には、7月〜8月実施の選考試験に出願することが可能となっている。
(※ただし、春チャレンジ選考試験の1次合格発表より前に今回の選考試験に出願した場合、春チャレンジ選考試験の1次試験で合格となった場合には、2次試験〈5月24日または25日実施〉受験のため7月〜8月実施の選考試験の出願は無効となる)
今年度の募集人員(令和8年度〈2026年度〉採用予定)は小学校630名(前年度570名)、中学校・高校320名(同215名)、特別支援学校50名(同45名)、養護教諭20名(同20名)、高校(情報、工業、商業)は各教科でそれぞれ若干名としており、総計では前年度の850名から170名増となる1,020名としている。
また、「大学3年生チャレンジ推薦特別選考」については、令和9年度(2027年度)の採用予定として小学校で約60〜120名(令和8年度採用予定は50〜100名)、中学校・高校(技術、家庭)は各教科で若干名、特別支援学校は約10名(令和8年度採用予定は若干名)としている。
※今年度試験での主な変更点については、こちらの記事を参照。
横浜市教育委員会・横浜市公立学校教員採用候補者選考試験
https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.html
横浜市教育委員会・令和7年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験受験案内(PDF)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.files/R07jukenannai.pdf