高校遺児世帯、貧困浮き彫り=可処分所得、全平均の46%―あしなが育英会調査

 「あしなが育英会」(東京都千代田区)による高校生向けの奨学金を受ける世帯の可処分所得の平均額が、国の調査における全世帯平均額の約46%にとどまることが、同会の調査で分かった。同会は病気などで親を亡くした子を支援しており、「貧困で子どもの未来が閉ざされないように支援を強化したい」としている。