愛知県教育委員会は5月23日、ホームページにて令和8年度(2026年度)採用 愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。
今年度の試験(令和8年度採用分)では、全体で約1,635名の採用予定者数(前年度の採用予定者数1,750名)に対し、志願者は前年度の5,648名から313名減の5,648名となった。一方、志願倍率は採用予定者数の減少もあって前年度の3.2倍から0.1ポイント増となる3.3倍となっている。
校種別では小学校1,747名(前年度1,836名)、中学校1,410名(前年度1,479名)、高校1,298名(前年度1,380名)、特別支援学校343名(前年度385名)、養護教諭(小中)374名(前年度407名)、養護教諭(県立)69名(前年度56名)、栄養教諭94名(前年度105名)となり、県立の養護教諭が13名増となったものの、それ以外は志願者が減少となった。
また、受験区分別の倍率は、小学校2.4倍(前年度2.6倍)、中学校3.5倍(前年度3.4倍)、高校4.5倍(前年度3.9倍)、特別支援学校2.3倍(前年度2.3倍)、養護教諭(小中)8.7倍(前年度5.7倍)、養護教諭(県立)5.8倍(前年度7.0倍)、栄養教諭9.4倍(前年度10.5倍)となっている。
一方、前年度の試験より実施した「大学3年生等前倒し特別選考」(令和9年度採用)には前年度(1,295名)より406名増となる1,701名が出願した。
校種別の志願者数は小学校703名(前年度537名)、中学校491名(前年度347名)、高校357名(前年度290名)、特別支援学校39名(前年度27名)、養護教諭(小中)81名(前年度76名)、養護教諭(県立)13名(前年度9名)、栄養教諭17名(前年度9名)で、すべての校種で前年度を上回った。
愛知県の教員採用試験は、1次試験(大学3年生等前倒し特別選考を含む)が6月14日(土)、2次試験は個人面接が7月19日(土)、実技試験(音楽、美術、保健体育、英語、工業〈デザイン〉)が20日(日)に行われる。
結果の発表は1次が7月7日(月)、2次は8月29日(金)の予定となっている。
愛知県教育委員会・令和8年度(2026年度)採用 愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況について(PDF)
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/569213.pdf