秋田県 令和8年度(令和7年=2025年実施)採用試験の日程・変更点等を発表

秋田県教育委員会は10月10日、ホームページに「令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験について」として、令和8年度(令和7年度=2025年実施)の秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験について、試験日程や主な変更点などを公表した。

秋田県の1次試験は7月12日(土)に行われる。これまでは2日間の実施としていたが、集団面接が廃止されるのに伴い1日のみの実施となる。また、2次試験は8月30日(土)〜9月1日(月)に行われる。
結果の発表は1次が8月6日(水)、2次が9月30日(火)にそれぞれ行われる。
秋田県の試験日程については、令和7年度試験(2024年実施)の実施時に、令和6年度試験(2023年実施)より1次試験で1週間、2次試験で半月ほど日程を前倒しして実施されたが、令和8年度試験では、令和7年度試験とほぼ同日程での実施となる。

また、令和8年度試験での主な変更点として、以下の内容が挙げられている。

①1次試験の内容について
・「集団面接」を廃止する。
・「総合教養試験」における時事問題(国内外の時事的な事象についての出題)を廃止し、試験の名称を「教職教養試験」に変更する。これに伴い、試験時間・配点を70分・200点から50分・100点に変更する。
・1次試験で実施していた英語の教科(科目)試験における「リスニング」を2次試験で実施する。
・「特別支援学校教諭」について、教科(科目)試験を廃止し、特別支援教育専門試験と教職教養試験を実施する。
・実習助手、特別支援学校寄宿舎指導員を対象に実施していた一般教養試験を廃止し、「教科試験(特別支援学校高等部実習助手、特別支援学校寄宿舎指導員においては特別支援教育基礎試験)」を実施する。

②「東京会場」の設置
・1次試験において「東京会場」を設置し、秋田会場と同一日程で実施する。東京会場では全志願種を対象として実施する(実習助手・特別支援学校寄宿舎指導員は対象外)。

③「大学3年生チャレンジ選考」の実施
・1次試験において大学3年生を対象とした「大学3年生チャレンジ選考」を実施する(秋田会場、東京会場の両方で受験可能)。対象となるのは、実習助手・特別支援学校寄宿舎指導員以外の全志願種(ただし、令和8年度選考試験において採用予定がある志願種に限る)で、大学3年生時に「教科(科目)試験(特別支援学校教諭等においては特別支援教育専門試験)」と「教職教養試験」を受験し、一定の基準を満たした受験者は「選考通過者」として、次年度(令和9年度=2026年実施)の1次試験が免除となる(ただし、次年度に当該の志願種において採用予定がある場合に限る)。

なお、試験についての詳細は、2025年4月に公表予定の「令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験実施要項」で発表する(令和7年度試験では5月9日に公表)。

秋田県教育委員会・令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験について
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/76356

秋田県教育委員会・令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験について(PDF)
https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000076356_00/令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験について.pdf