佐賀県教育委員会は11月29日、令和7年度(令和6年=2024年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験の主な変更点を公表した。
佐賀県では、令和7年度試験の試験の日程について、今年度試験(2023年実施)よりも3週間ほど早め、1次試験は2024年6月16日(日)、2次試験は7月27日(土)~30日(火)に実施することを公表しているが、今回公表されたのは、大学3年次チャレンジ受験の実施など4点となっている。
①大学3年次のチャレンジ受験の実施
→全試験区分において大学3年次での1次試験受験を可能とする。大学3年次で1次試験(一般教職教養試験、専門試験)に合格した場合、大学4年次には、2次試験(論文、面接試験)からの受験となる。また、合格できなかった場合でも、大学4年次に再度、1次試験から受験することができる。
②大学・大学院推薦の推薦枠の拡大
→大学から推薦され、書類選考で認められた学生に対し、1次試験を免除する大学・大学院推薦の対象大学を、現在の九州・中国地方の指定した大学から、前年度に合格者が出た大学(既卒者出身大学、短期大学は除く)とし、全国に拡大する。
③1次試験免除者及び一般・教職教養試験免除者の対象の拡大
→小学校教諭等受験者で、講師経験60月以上の経験者で学校長が推薦する者は、1次試験を免除する。また、全ての試験区分において、公立学校で3年以上の教諭経験者は、一般・教職教養試験を免除する。
④試験方法や内容の見直し
・専門試験の時間を100分から60分に変更する。
・記述式及び択一式から、択一式(マークシート方式)に変更する。
・小学校教諭等の英会話の試験を廃止。
・中学校教諭等、高等学校教諭等(英語)の専門試験からリスニングを廃止。
佐賀県教育委員会・令和7年度佐賀県公立学校教員採用選考試験が変わります
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji003100018/index.html