横浜市 応募状況を公表。平均倍率は3.1倍 大学3年生チャレンジ推薦には82名が応募

横浜市教育委員会は6月12日、「令和6年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況について」として、今年度実施の教員採用試験の応募者数を公表した。

今年度試験の応募者の総数は2,705名で、そのうち令和7年度採用分の応募者については2,623名となり、前年度の3.032名からは409名減となった。一方、令和8年度(2026年度)採用予定となる「大学3年生チャレンジ推薦特別選考(大学推薦)」には82名(うち小学校73名)が応募し、前年度の68名(小学校のみ募集)から増加となった。

受験区分別の応募者数(令和7年度採用分)は、小学校が1,105名(前年度1,394名)、中学校・高等学校が1,119名(前年度1,226名)、高等学校(情報・工業・商業)が19名(前年度14名)、特別支援学校が151名(前年度155名)、養護教諭が229名(前年度243名)となっている。
なお、今年度試験から実施する「小学校専科(音楽・英語)」「技術(数学・理科)」の併願受験制度については、小学校の音楽専科には「音楽」応募者66名中49名(75%)、小学校の英語専科には「英語」応募者169名中103名(61%)、また「数学」「理科」の受験区分で「技術」の併願を希望した者は5名となっている。
また、「大学3年生チャレンジ推薦特別選考(大学推薦)」の受験区分別の応募者数は小学校73名(前年度68名)、今回の試験より実施する中学校・高等学校の「技術」2名、「家庭」2名、特別支援学校5名となっている。

一方、令和7年度試験での募集人員(約850名)に対しての応募倍率は平均で3.1倍となり、昨年度の3.6倍からは0.5ポイント減少となった。
受験区分別の応募倍率は、小学校が1.9倍(前年度2.4倍)、中・高が5.2倍(前年度5.8倍)、特別支援学校が3.4倍(前年度3.4倍)、養護教諭が11.5倍(前年度9.7倍)となっている(高校は募集数若干名のため、大学3年生チャレンジ推薦は募集数が小学校で50〜100名、その他の区分は非公表としているため、倍率なし)。
なお、昨年の大学3年生チャレンジ推薦特別選考(小学校区分)での合格者(55名)については、大学3年次の学業成績の審査を経て、令和7年度採用候補者名簿にすでに登録されている。

横浜市の教員採用試験は1次試験が7月7日(日)、2次試験は8月上旬から9月中旬にかけて行われる。結果の発表は1次が7月下旬、2次が10月中旬の予定。

横浜市教育委員会・令和6年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験における新たな取組と応募状況について(記者発表資料・PDF)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.files/0612kyoinsaiyou.pdf

横浜市教育委員会・横浜市公立学校教員採用候補者選考試験
https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.html