岩手県 小学校を対象にした「幼稚園教諭経験者特別選考」を新設

岩手県教育委員会では10月18日、幼児期の教育と児童期の教育を円滑に進める「幼小連携」を進める観点から、令和8年度試験(令和7年度=2025年実施)から小学校を対象とした「幼稚園教諭経験者特別選考」を新設することを発表した。

対象となるのは「幼稚園教諭普通免許状を保有し、幼稚園等(特別支援学校幼稚部、幼保連携型認定こども園を含む)に正規の教諭として令和7(2025)年3月31日までに3年以上の勤務経験がある方」で、受験時に小学校の免許状の有無は問わないが、合格後に小学校教諭免許状を有していない場合は臨時講師として任用し、3年以内に小学校教諭免許状を取得することで、正式に採用となる。

試験については、2025年の5月から6月にかけて書類選考(1次)、面接試験(2次)を実施し、合否の発表は6月中を予定している。

なお、「幼稚園教諭経験者特別選考」の新設に伴い、同選考についての説明会を県内3会場(宮古、一関、盛岡)とオンラインで開催する(→詳細はこちらの記事を参照)

岩手県教育委員会・令和8年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験 小学校教諭受験「幼稚園教諭経験者特別選考」の新設について
https://www.pref.iwate.jp/kyouikubunka/kyouiku/kyoushokuin/saiyou/1078336.html

岩手県教育委員会・令和8年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験 小学校教諭受験「幼稚園教諭経験者特別選考」について(PDF)
https://www.pref.iwate.jp/res/projects/default_project/_page/001/078/336/r7youchien.pdf