福岡市 一般選考試験と大学連携特別選考試験の実施要項を公表

福岡市教育委員会は3月4日、令和7年度(令和6年度=2024年実施)福岡市立学校教員採用候補者選考試験の「一般選考試験」と、福岡市と教員養成にかかる連携・協力協定を締結している大学(大学院を含む)・短期大学に在籍し、福岡市立学校で教育実習を実施した学生を対象とする「大学連携特別選考試験」の実施要項等をホームページに掲載した。

一般選考試験の1次試験は6月16日(日)。2次試験は7月22日(月)〜8月27日(日)までの間の指定日(1日または2日間)に行われる。
結果の発表は1次が7月上旬(前年度試験では8月3日)、2次は9月中旬(前年度試験では9月28日)の予定となっている。
試験日程の早期化に伴い、1次試験は前年度(2023年7月9日実施)よりもおよそ3週間ほど実施日を早め、2次試験についても開始時期を2週間ほど早める。また、合格発表についても前倒しで行う。

大学連携特別選考試験については、福岡市と教員養成にかかる連携・協力協定を締結している大学・短期大学に在籍し、福岡市立学校で教育実習を実施した学生で、教育実習の評価が一定水準以上あり、かつ大学等からの推薦が得られた者に対し、試験の全部又は一部を免除するもので、採用区分および教育実習の実施時期により、選考区分が区分Aから区分Dまでの4区分に分けられ、書類選考(書類選考Ⅰ=小・中学校教諭、養護教諭、栄養教諭免許状にかかる教育実習の実習校評価と大学からの推薦書、書類選考Ⅱ=特別支援学校教諭免許状にかかる教育実習の実習校評価と大学からの推薦書)での合格者は、5月7日(火)から10日(金)および7月9日(火)から12日(金)に実施する特別面接で選考を行い、特別面接を行った受験者については原則として5月下旬および7月下旬に発表される採用候補者名簿に登載される。
なお、書類選考で不合格となった場合には併願している一般選考試験(2次試験)を受験することになる。
「大学連携特別選考試験」についても、特別面接および結果発表の日程をそれぞれ1ヶ月ほど早めての実施となる。

出願の受付は、一般選考試験は4月1日(月)から開始し、期間は電子申請の場合は4月17日(水)午後5時まで、郵送の場合は4月19日(金)の消印有効までとなる。
また、大学連携特別選考については電子申請のみの受付で、3月13日(水)から4月3日(月)午後5時までとなる(大学連携特別選考試験の受験者については、一般選考試験を併願するものとして取り扱う)。なお、大学連携特別選考の受験者は出願とあわせて自己PRシートを郵送で提出する必要がある。

なお、採用予定者数および高校の採用予定科目については3月下旬から4月上旬にかけて、福岡市教育委員会のホームページに掲載される予定となっている。


今年度試験での主な変更点は下記の通り。
①選考区分として、新たに「前年度1次受験の現役本市(福岡市)講師(全採用区分対象)」と「福岡市と教員養成にかかる連携・協力協定を締結している大学・短期大学(大学院を含む)に在籍している学生を対象とした「大学推薦(高校以外の採用区分が対象)」を導入する。
・「前年度1次受験の現役本市講師」の対象となるのは、令和6年度(2023年実施)の福岡市の教員採用試験の1次試験受験者で、教職教養の得点が不可とする基準点より高かった者(志願する採用区分と同一の採用区分を、一般または障がい者区分で受験した者に限る)で、令和6(2024年)4月19日の時点で、福岡市立学校の常勤もしくは非常勤の講師(助教諭および養護助教諭を含む。週の勤務時間が16時間以上の場合に限る)または常勤の学校栄養職員として勤務している者(職種、校種、学部および教科を問わない)で、該当者については、1次試験では専門試験のみを受験する。
・「大学推薦」の主な対象となるのは、令和6(2024年)4月19日の時点で、福岡市と教員養成にかかる連携・協力協定を締結している大学(大学院を含む)・短期大学に在籍し、かつ令和7(2025)年3月31日までに卒業または修了見込みでの者で、在籍する大学等から福岡市立学校教員採用候補者選考試験「一般選考試験」の推薦を受けた者となり、該当者については、1次試験を免除し、2次試験から受験する。
なお、出願可能な採用区分は大学ごとに異なるため(出願可能な採用区分については各協定締結大学へ直接通知される)、出願の際には在籍する大学への確認が必要となる。

②選考区分「社会人等」の受験資格について、教員免許状を保有していない者も受験可能とする(ただし、合格後最大2年間の免許取得期間猶予制度を利用し、受験する採用区分・教科に関する免許状を令和9〈2027〉年3月31日までに取得する必要があり、免許状が取得できない場合には採用候補者名簿から削除される)。また、勤務期間について、これまで直近10年のうち継続して5年以上の勤務経験を必要としていたものを「平成31〈2019〉年4月1日から令和6年3月31日までの直近5年間のうち、通算で24月(2年)以上」に緩和する。

③採用区分「特別支援学校」の受験に必要な免許状の領域について、これまで「知的障害者・肢体不自由者・病弱者」の3領域すべてを必要としていたのを、「知的障害者および肢体不自由者」または「知的障害者および病弱者」の2領域とする。

④学生サポーター等としての活動実績がある者への優遇措置(1次試験での専門試験の得点に配点の1割程度を加点)の対象に、新たに「ふれあい学び舎」の学習支援リーダー・学習支援員(令和5年度)を追加する。また、部活動指導員、部活動支援員、「放課後児童クラブ」支援員、補助支援員の活動実績の対象年度を令和4年度、令和5年度の2年分に、学習指導員の対象年度を令和5年度の1年分に、それぞれ変更する。

⑤複数免許状の保有者(令和7年3月31日までに取得見込みを含む)を対象とした優遇措置として、希望者に対し1次試験での専門試験の得点に配点の1割程度を加点する。
・小学校受験者→中学校、高校(英語のみ)、特別支援学校(「知的障害者および肢体不自由者」または「知的障害者および病弱者」もしくは養護学校教諭普通免許状)のいずれか
・中学校受験者→小学校、中学校(受験する採用区分以外の教科)、高校(情報のみ)、特別支援学校(「知的障害者および肢体不自由者」または「知的障害者および病弱者」もしくは養護学校教諭普通免許状)のいずれか
・高校受験者→高校(情報のみ)
・特別支援学校(小学部)受験者→中学校
・特別支援学校(中学部)受験者→小学校

⑥大学連携特別選考試験について、書類選考(Ⅰ・Ⅱ)での不合格者については、全員を2次試験からの受験とする。また、受験資格のうち教育実習および特別学生サポーター活動の期間を、中学校志望者については合計4週間から合計3週間(2週間以上の教育実習期間を含む)に変更する。



福岡市教育委員会・令和7年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/kyouinn01.html

福岡市教育委員会・令和7年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考)について(実施要項・自己PRシート及び出願手続きについて)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/R7_ippan_.html

福岡市教育委員会・令和7年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(大学連携特別選考)について(実施要項・自己PRシート及び出願手続きについて)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/daigakutokusen_2_2.html