北海道教育委員会は1月31日、令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考のための特別検査(教養検査)のうち、北海道採用希望分の試験結果を発表した。
(※札幌市採用分の試験結果はこちらの記事を参照)
今回の特別検査は、今年(2025年)実施する令和8年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考のうち、教養検査(教職教養・一般教養)を前倒しで受験するもので、大学3年生、大学4年生、社会人等が出願可能となっており、北海道での採用希望として、前年度の763名から170名増加の933名から応募があり、そのうち911名が12月15日に受験、総数では前年度の722名よりも106名増となる828名が合格となった。
受検区分別の合格者は小学校179名(前年度201名)、中学校302名(前年度232名)、高校215名(前年度150名)、特別支援学校30名(前年度201名)、養護教諭67名(前年度91名)、栄養教諭35名(前年度18名)で、中学校と高校、栄養教諭は前年度より合格者が増加した一方で、小学校と養護教諭は前年度より合格者減少となった。
また、合格倍率(受検者数/合格者数)は全体で1.10倍(前年度1.03倍)。校種別では小学校1.06倍(前年度1.01倍)、中学校1.08倍(前年度1.03倍)、高校1.19倍(前年度1.05倍)、特別支援学校1.00倍(前年度1.03倍)、養護教諭1.07倍(前年度1.00倍)、栄養教諭1.11倍(前年度1.00倍)となっている。
今回の特別検査の合格者は、6月15日(日)に実施する令和8年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の1次検査(試験)では教養検査が免除となり、専門教養のみを受検することになる。
また、不合格の場合や特別検査を受験しなかった場合でも、令和8年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の1次検査は通常通り受検することができる。
なお、北海道および札幌市では今年実施の試験より1次検査で大学3年生も受検対象(教養検査のみ)とすることから、12月実施の特別検査(前倒し選考検査)は令和7年度以降は実施しないことになっている。
北海道教育委員会・令和8年度(2026年度)教員採用候補者選考のための特別検査(教養検査)合格者受検番号(※北海道採用希望分・PDF)
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/1/1/9/9/9/5/9/_/令和8年度(2025年度)教員採用候補者選考のための特別検査(教養検査)合格者.pdf
北海道教育委員会・令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者 選考のための特別検査(教養検査)結果について(※北海道採用希望分・PDF)
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/1/1/9/9/9/6/0/_/令和8年度(2025年度)教員採用候補者選考のための特別検査(教養検査)結果.pdf
北海道教育委員会・令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査について
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksi/185337.html