島根県教育委員会は4月21日、令和8年度(令和7年度=2025年実施)島根県公立学校教員採用試験(一般選考試験、特別選考試験)の出願状況を公表した。
今年度の出願者数(※)は、一般選考試験が前年度の1,096名から86名増となる1,182名、特別選考は前年度の26名から13名増となる39名となり、両選考試験とも前年度より出願者数が増加となった。
一般選考の校種別の出願者数は小学校344名(前年度320名)、中学校318名(前年度295名)、高校297名(前年度290名)、特別支援学校45名(前年度56名)、養護教諭145名(前年度110名)、栄養教諭29名(前年度25名)で、前年度より11減となった特別支援教育以外の校種で前年度より増加となった。
なお、前年度の出願が0名だった「第84回国民スポーツ大会(愛称:島根かみあり国スポ)競技力向上枠」(中・高・特の保健体育で対象競技は体操競技、男子新体操、ハンドボール、水泳(飛込))に4名の出願があった一方、今回の試験から新たに募集を行った「オリンピアン等対象のトップアスリート特別枠」(小・中・高の保健体育および特支小学部及び中・高等部の保健体育)への出願は0名だった。
(※出願者総数には併願者〈33名〉の第1志望と第2志望をともに計上。小学校、中学校、特別支援学校の出願者数には島根創生特別枠での出願者19名〈小学校10名、中学校7名、特別支援学校小学部2名〉を含む)
一般選考の出願倍率(出願者数/採用予定者数)は前年度の3.2倍から0.1ポイント増の3.3倍。校種別の倍率は小学校2.3倍(前年度2.1倍)、中学校2.4倍(前年度2.7倍)、高校7.4倍(前年度7.3倍)、特別支援学校1.8倍(前年度2.2倍)、養護教諭14.5倍(前年度11.0倍)、栄養教諭29.0倍(前年度12.5倍)となっている。
また、島根県外の国公私立学校の正規現職教員として3年以上勤務している者(県外現職教員)と、過去10年以内に島根県を含む県内外の国公私立学校で3年以上勤務していた正規教員経験者を対象に実施する特別選考試験には39名(県外現職教員21名、正規教員経験者18名)が出願。校種別では小学校4名(前年度13名)、中学校9名(前年度8名)、高校24名(前年度4名)、特別支援学校2名(前年度1名)で、高校への出願者が大幅に増えた。
島根県の教員採用試験は、一般選考が前年度試験(令和7年度試験=2024年実施)に比べて1ヶ月半以上、およそ50日程度の前倒し(※)となり、1次試験が5月17日(土)、2次試験は6月28日(土)〜7月11日(金)の間に行われる(ほかに新型コロナウイルス感染や災害等やむを得ない事情により受験できなかった者を対象とした2次試験の追試験を7月20日〈日〉に実施)。合格発表は1次が6月4日(水)、最終(2次)の合格発表は8月6日(水)に行われる。
また、特別選考試験は例年同様大型連休期間中の5月4日(日・祝)に実施、合格発表は5月16日(金)に行われる。
島根県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」の出願状況について(報道発表資料・pdf)
https://www3.pref.shimane.jp/houdou/uploads/161538/143068/c8661a157768b77c08abf95ff57d71ba.pdf
島根県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」の出願状況について(報道発表資料・pdf)
https://www3.pref.shimane.jp/houdou/uploads/163492/145338/af26ca65209e59a0ea421544970acf17.pdf