茨城県教育委員会は7月29日、ホームページに「令和7年度以降の教員選考試験について」として、令和7(2025)年度以降に実施する教員採用試験の変更点を公表した。
公表された変更点は下記のとおり。
①第1次試験における「教職専門」の廃止
令和7年度に実施する1次試験から「教職専門」を廃止し、「専門教科・科目」のみとする。2次試験の試験内容については変更はない。
②外部試験(SPI3)による先行枠の新設
令和7年度に実施する1次試験から、全校種で一般選考とは別に外部試験(SPI3)で受験可能な選考枠を新設する。募集人数は採用予定人数のうち200名程度を予定し、「受験する区分ごとの普通免許状を現に有する方、または採用時までに取得見込みの方」を対象とする。
③大学3年生を対象とした前倒し選考び早期化・対象の拡充
令和7年度に実施する選考試験から、「大学3年生を対象とした前倒し選考」を5月実施に変更し、受験区分を小学校から全校種へ拡充する。
「令和7年度時点で大学3年生等であり、2027年3月31日までに卒業見込みの方」かつ「受験する区分ごとの普通免許状を採用時までに取得見込みの方」が対象となる。
※なお、現在(令和6年度時点)の大学3年生等向けの「大学3年生を対象とした前倒し選考」(小学校志望者対象)については、令和5年度(2023年12月17日実施実施)と同様、12月に実施する。詳細については、後日公表する「令和8年度採用茨城県公立学校教員選考試験実施要項【大学3年生を対象とした前倒し選考】」にて示される。
令和7年度実施試験での変更点等の詳細は、来年2月ごろ公表予定の「令和8年度採用茨城県公立学校教員選考試験実施要項」にて示される。
茨城県教育委員会・令和7年度以降の教員選考試験について
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/post-31371/