京都市教育委員会は9月13日、令和7年度(令和6年度実施)京都市立学校教員採用選考試験の第2次試験選考結果を発表した。
京都市の教員採用試験の2次試験は8月17日(土)18日(日)に行われ、前年度の290名より33名増となる323名が2次合格者(採用候補者名簿登載者)となった。
校種別の2次合格者数は幼稚園2名(前年度2名)、小学校151名(前年度131名)、中学校78名(前年度75名)、高校22名(前年度18名)、総合支援学校55名(前年度49名)、養護教諭12名(前年度12名)、栄養教諭3名(前年度3名)となっている。
今回の合格者のうち、新卒者は前年度より7名増となる110名。そのうち56名が大学・大学院推薦制度の利用者(前年度より9名増)で、大学・大学院推薦制度の利用者のうち今年度より導入した「成績推薦者優秀枠」で6名が合格者となった。このほか、今年度から導入した「離職者チャレンジ制度」の利用者では小学校2名、中学校1名が合格したほか、フロンティア特別選考の保健体育コースではラグビー日本代表経験者1名が合格した。
また、最終倍率(志願者数を2次合格者者数で割ったもの)は全校種合計で4.2倍で、前年度の4.8倍からは0.6ポイント減となった。
校種別では幼稚園・小学校が3.1倍(前年度3.8倍)、中学校6.2倍(前年度6.2倍)、高校6.7倍(前年度8.9倍)、総合支援学校2.6倍(前年度3.1倍)、養護教諭7.8倍(前年度6.4倍)、栄養教諭9.3倍(前年度9.3倍)となとなっている。
(※2次試験の受験者数は未発表。前年度の合格者・最終倍率は昨年12月の追加合格者を含めた数値)
なお、今回の合格者については、原則として2025(令和7)年4月1日付けで採用となるが、現在未就労の方など教員不足解消につながる一部の合格者を対象に、11月以降に前倒して順次採用を行う予定としている。
京都市教育委員会・令和7年度京都市立学校教員採用選考試験 採用候補者名簿登載者(PDF)
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京都市教育委員会・令和7年度(令和6年度実施)京都市立学校教員採用選考試験結果について(広報資料・PDF)
https://kyoin.city.kyoto.lg.jp/files/download/freepage_document_blocks/9d2238a0-d7ff-4225-a7b1-78ee869b2f62/value01/value02#ext=.pdf