徳島県教育委員会は9月18日、令和7年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の第2次審査結果を発表した。
徳島県の教員採用試験第2次審査(2次試験)は8月16日(金)から23日(金)にかけて行われ、採用候補者名簿A登載者(=令和7年4月1日に採用予定の者)226名、採用候補者名簿B登載者(=欠員状況等により採用予定の者)46名が決定した(2次受験者数は未発表)。
名簿A登載者は前年度の187名より39名、名簿B登載者は前年度の37名より9名、それぞれ増加している。
校種別の2次試験合格者数(名簿A登載者)は、小学校108名(前年度83名)、中学校51名(前年度43名)、高校42名(前年度38名)(※)、特別支援学校20名(前年度18名)、養護教諭4名(前年度4名)、栄養教諭1名(前年度1名)となっている。
また、名簿B登載者は小学校15名、中学校15名、高校12名、特別支援学校1名、養護教諭2名、栄養教諭1名となっている。
※高校の合格者には併願教科(情報)での合格者1名を含む。
なお、最終倍率(志願者数をA名簿登載者数で割ったもの)は全校種合計で4.8倍(前年度6.1倍)となった。
主な校種別では小学校が3.1倍(前年度4.3倍)、中学校が5.1倍(前年度6.6倍)、高校が7.4倍(前年度8.7倍)、特別支援学校が1.9倍(前年度2.6倍)、養護教諭が27.3倍(前年度27.8倍)、栄養教諭が19.0倍(前年度20.0倍)となっている。
※最終倍率は時事通信出版局調べ。
また、今年度試験での採用候補者名簿(A及びB)に登載されなかった者のうち、県教委が定める基準を満たした者として、来年度(令和8年度=2025年実施)試験での「前年度の選考審査結果による特別選考ア・イ・ウ(以下「特別選考⑦ア・イ・ウ」)」の対象者もあわせて発表され、特別選考⑦ア(第2次審査受審者)8名(前年度7名)、特別選考⑦イ(特別選考④臨時教員に係る特別選考受審者)22名(前年度13名)、特別選考⑦ウ(一般選考受審者)76名(前年度35名)の計106名(前年度55名)が特別選考⑦それぞれの候補者名簿に登載された。
特別選考⑦の名簿登載者は「令和7年4月1日から出願期間において本県(徳島県)の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の臨時教員等として勤務実績がある」および「令和7年度(令和6年度実施)の徳島県公立学校教員採用候補者選考審査と同一の校種及び職種を受審する」の条件をすべて満たした場合に、特別選考⑦アと特別選考⑦イについては令和8年度試験から10年度試験までの3年間、1次試験が免除される。また、特別選考⑦ウについては令和8年度試験において、1次試験の一部が免除される。
特別選考⑦の名簿登載者は、徳島県で臨時教員等を希望する場合には原則として優先的に配置される。なお、希望調査及び手続きについては、後日県教委の担当者から連絡される。
徳島県ではこのあと、現職教員を対象としたUIJ特別選考(小学校と特別支援学校で実施)を、10月26日(土=東京会場)27日(日=大阪会場)11月2日(土=徳島会場)でそれぞれ実施する(※会場は予定。出願受付は9月30日〈月〉まで)。
徳島県教育委員会・令和7年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査第2次審査結果について(9/18更新)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/7242777/