石川県教育委員会は9月27日、令和7年度石川県公立学校教員採用候補者選考試験の結果を公表した。
今年度の石川県の教員採用試験は筆記試験が7月20日(土)、実技が7月21日(日)、面接が8月3日(土)と4日(日)にそれぞれ行われ、前年度の936名より78名減となる858名が受験し、前年度の317名から1名増の318名が採用候補者(合格者)となった。
また、大学3年生を対象とした選考(特別選考区分C・令和8年度採用)には126名が受験し、72名が成績基準到達者となった。
校種別の合格者では小学校140名(今年度受験者289名 前年度合格者141名)、中学校・高校144名(今年度受験者437名 前年度合格者136名)、特別支援学校26名(今年度受験者43名 前年度合格者28名)、養護教諭5名(今年度受験者76名 前年度合格者10名)、栄養教諭3名(今年度受験者13名 前年度合格者2名)となっている。
また、最終倍率は全校種平均で2.7倍(前年度3.0倍)となった。校種別では小学校2.1倍(前年度2.2倍)、中学校・高校3.0倍(前年度3.5倍)、特別支援学校1.7倍(前年度1.9倍)、養護教諭15.2倍(前年度7.3倍)、栄養教諭4.3倍(前年度7.5倍)となっている。
一方、昨年度の試験より行われている大学3年生を対象とした選考(特別選考区分C=小学校、特別支援学校小学部対象・令和8年度採用)には、前年度の69名(小学校63名、特小6名)からほぼ2倍となる126名(小学校118名、特小8名)が筆記試験、適性検査、実技試験を受験し、その結果72名(小学校65名、特小7名)が成績基準到達者となった。
大学3年生を対象とした選考の倍率は全体で1.8倍(前年度2.2倍)。校種別では小学校1.8倍(前年度2.3倍)、特小1.1倍(前年度1.5倍)となっている。
成績基準到達者は、次年度(大学4年次)の試験では「大学3年生受験で基準に到達した者を対象とした選考」として面接試験(模擬授業、個人面接)のみ受験となる。また、今回の試験で成績基準に達しなかった者は、次年度は区分C以外の試験区分で受験することができる。
石川県教育委員会・令和7年度石川県公立学校教員採用候補者選考結果
https://www.pref.ishikawa.jp/kyoiku/kyousyoku/exam/pdf/R7_senkoukekka.pdf
石川県教育委員会・令和7年度石川県公立学校教員採用候補者受験番号
https://www.pref.ishikawa.jp/kyoiku/kyousyoku/exam/pdf/R7_kouhosya_bangou.pdf