川崎市教育委員会は10月16日、令和6年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験の実施結果について発表し、先に発表された小学校(※)以外の校種(中学校/高等学校、高校、特別支援学校、養護教諭)と大学3年次在籍者推薦の合格者受験番号や合格基準及び実施結果などをホームページに掲載した。
(※小学校については9月13日に発表済み)
川崎市の教員採用試験の2次試験は実技試験が8月6日(火)に、面接試験が8月13日(木)から9月20日(金)までの間に行われ、令和7年度採用分については前年度の447名より39名増となる486名が合格した(※2次受験者数は未発表。合格者数には小学校の合格者を含む)。
また、大学3年次在籍者推薦(令和8年度採用分・小学校対象)では前年度の32名から21名増となる53名が合格した。
校種別の合格者数(令和7年度採用分)は小学校252名(前年度252名)、中学校・高等学校187名(前年度159名)、高校1名(前年度は工業で3名)、特別支援学校27名(前年度25名)、養護教諭19名(前年度8名)となっている。
(※高校の合格者は福祉で1名。工業(建設)は最終合格者なし)
なお、令和7年度採用分の実質倍率(受験者数 / 最終合格者数)は全校種平均で1.8倍(前年度2.3倍)となり、2倍を割り込んだ。
校種別では小学校1.4倍(前年度1.8倍)、中学校・高等学校2.1倍(前年度2.7倍)、高校6.0倍(前年度2.0倍)、特別支援学校1.9倍(前年度2.7倍)、養護教諭4.2倍(前年度9.9倍)となっている。
また、小学校を対象に実施した特別選考Ⅵ(大学3年次在籍者推薦 ※大学推薦)では、前年度の39名より19名増の58名が受験し、53名が合格者となった。最終倍率は1.1倍(前年度1.2倍)。
大学3年次在籍者推薦での合格者については、希望者を対象にした研修を実施し、令和8(2026)年4月に採用となる。
川崎市ではこの後、小学校等を対象とした秋期選考試験を10月から11月にかけて実施する(秋期選考の合格発表は12月下旬の予定)。
川崎市教育委員会・令和6年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験【中学校/高等学校・高等学校(工業)・高等学校(福祉)・特別支援学校・養護教諭・小学校(大学3年次在籍者推薦)】の結果について
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000169992.html
川崎市教育委員会・令和6年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験 実施結果(PDF)
https://www.city.kawasaki.jp/880/cmsfiles/contents/0000169/169992/R06_08_jishikekka.pdf