福岡県 志願状況を公表。平均倍率は2.5倍、大学3年生チャレンジ特別選考には211名が出願

福岡県教育委員会は5月23日、ホームページで令和8年度福岡県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況を公表した。

今年度の志願者数(令和8年度採用分。関東会場実施分の現職教員特別選考志願者を除く)は、小学校教員、中学校教員、養護教員、栄養教員で前年度(1,859名)より33名増の1,892名。高等学校、特別支援学校は前年度(1,258名)より7名増の1,265名となり、総計では前年度の3,117名から40名増となる3,157名となった。
また、平均倍率は小学校教員、中学校教員、養護教員、栄養教員で2.1倍(前年度1.9倍)、高等学校、特別支援学校は4.2倍(前年度4.2倍)となった(※)。
一方、前年度試験から実施した「大学3年生チャレンジ特別選考(小学校、中学校、特別支援学校で実施)」には、211名が出願し、前年度の126名からは85名増となった。
(※福岡県の志願状況(大学3年生チャレンジ特別選考を除く)は「小学校教員、中学校教員、養護教員、栄養教員」の区分と「高等学校、特別支援学校」の区分でそれぞれ発表され、それぞれを合算した場合の今年度の志願者総数は3,157名で、全校種合計での採用予定者数1,204名(前年度採用予定者数1,259名)に対しての平均倍率は2.6倍(前年度2.5倍)となる。

受験区分別の志願者数(令和8年度採用分)は、小学校(一般と英語有資格者の合計)733名(前年度733名)、中学校787名(前年度727名)、高校1,112名(前年度1,080名)、特別支援学校153名(前年度178名)、養護教員315名(前年度333名)、栄養教員57名(前年度66名)で、中学校と高校が前年度より志願者が増え、養護と栄養が前年度より減少、小学校は横ばいとなった。
また、校種別の倍率は小学校1.3倍(前年度1.2倍)、中学校2.3倍(前年度2.1倍)、高校6.2倍(前年度5.7倍)、特別支援学校1.3倍(前年度1.6倍)、養護教員22.5倍(前年度20.8倍)、栄養教員57.0倍(前年度22.0倍)となっている。
(※栄養教諭の採用予定数は、当初若干名としていたが「1名」としている)
このほか、久留米市立高等学校での採用分(国語=採用予定数1名)には5名が出願している。

一方、「大学3年生チャレンジ特別選考」の校種別出願者数は、小学校78名(前年度126名)、中学校69名(前年度46名)、特別支援学校15名(前年度2名)で、すべての校種で前年度より増加となった。

福岡県の教員採用試験は、1次試験(大学3年生チャレンジ特別選考を含む)が6月15日(日)、2次試験は8月上旬から下旬にかけて行われる。
結果の発表は1次が7月上旬(前年度試験では7月9日)、2次は9月中旬(前年度試験では9月19日)の予定となっている。

福岡県教育委員会・令和8年度福岡県公立学校教員採用候補者選考試験志願状況について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/saiyousigan08.html

福岡県教育委員会・令和8年度教員採用候補者選考試験志願状況(小・中・養護・栄養教員)(PDF)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/773575_62516321_misc.pdf

福岡県教育委員会・令和8年度教員採用候補者選考試験志願状況(高等学校・特別支援学校)(PDF)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/773575_62516320_misc.pdf

福岡県教育委員会・大学3年生チャレンジ特別選考に係る志願状況(PDF)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/773575_62516326_misc.pdf

福岡県教育委員会・令和8年度 福岡県公立学校教員採用候補者選考試験採用予定数(5月23日更新・PDF)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/256115.pdf