大分県 出願状況を公表。平均倍率は2.6倍、大学3年生は190名が出願

大分県教育委員会は5月23日、令和8年度大分県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。
今年度の試験では、出願者の総数(延べ出願者数 ※1)は1,295名で前年度の1,120名から175名の増加となった。また、今回の試験から1次試験が受験可能となる大学3年生は190名が出願した。
出願倍率(※2)は2.8倍となり、前年度の2.6倍から0.2ポイント増となった。
(※1)第1志望のみの実出願者数は1,104名で、前年度の991名より113名増。なお、延べ出願者数の数値には大学3年生は含まない。
(※2)出願倍率 = 延べ出願者数 / 採用予定者数。なお、出願倍率の算出には特別選考の出願者は含まない。

受験区分別の延べ出願者数(第1志望の出願者と第2志望での出願者の合計数)は、小学校250名(前年度220名)、小中学校連携(算数・数学、理科、音楽、保健体育、英語)24名(前年度15名)、中学校344名(前年度313名)、高校346名(前年度323名)、特別支援学校97名(前年度61名)、養護教諭135名(前年度109名)、栄養教諭20名(前年度14名)で、すべての校種で前年度を上回った。このほかに特別選考(障がい者、社会人、スペシャリスト、他県教諭、元県内正規教諭、教職大学院修了〈予定〉者の合計)で79名(前年度65名)が出願している。
一方、大学3年生の受験区分別の出願者は、小学校59名、中学校55名、高校47名、特別支援学校15名、養護教諭8名、栄養教諭6名となっている。小中学校連携の出願者は0名だった。

なお、校種別の出願倍率は小学校1.5倍(前年度1.4倍)、小中学校連携2.4倍(前年度1.5倍)、中学校2.9倍(前年度2.8倍)、高校5.1倍(前年度5.3倍)、特別支援学校1.8倍(前年度1.2倍)、養護教諭13.5倍(前年度10.9倍)、栄養教諭10.0倍(前年度14.0倍)となっている。

大分県の教員採用試験は、1次試験が6月15日(日)、2次試験は8月1日(金)から9日(土)までの間の指定日に行われる。結果の発表は1次が7月15日(火)、2次が8月29日(金)。

大分県教育委員会・令和8年度大分県公立学校教員採用選考試験 出願状況(PDF)
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2242463.pdf