京都府 志願状況を公表。平均倍率は3.1倍、大学3年生等チャレンジ選考には269名が出願

京都府教育委員会は6月2日、令和8年度京都府公立学校教員採用選考試験の志願状況を発表した。
今年度志願者の総数(令和8年度採用分)は1,548名で前年度の1,622名から74名減。志願倍率は、採用予定人数の拡大(400名程度→500名程度)もあり、前年度の4.1倍から1ポイント下回り、3.1倍となった。
また、前回の試験から実施し、今回の試験では実施対象を一般選考で実施するすべての校種・教科に拡大した「大学3年生等チャレンジ選考」には、前年度の151名から118名増の269名が応募した。

受験区分別の志願者数(令和8年度採用分)では小学校392名(前年度444名)、中学校422名(前年度416名)、高校475名(前年度503名)、特別支援学校92名(前年度115名)、養護教諭114名(前年度102名)、栄養教諭33名(前年度34名)で、中学校と養護教諭は前年度を上回ったが、その他の校種は前年度を下回っている。
このほか、スペシャリスト特別選考で1名(前年度2名)、セカンドキャリア特別選考で6名(前年度1名)、障害者特別選考で2名(前年度5名)、今回の試験から実施する社会人経験者特別選考には11名が志願している。。
また、受験区分別の倍率は小学校2.2倍(前年度3.0倍)、中学校3.5倍(前年度5.2倍)、高校3.5倍(前年度4.6倍)、特別支援学校1.8倍(前年度2.3倍)、養護教諭7.6倍(前年度10.2倍)となっている(栄養教諭は採用者数若干名のため発表なし)。

一方「大学3年生等チャレンジ選考」の校種別の志願者数は、小学校85名(前年度60名)、中学校83名(前年度51名)、高校80名(前年度35名)、特別支援学校5名(前年度5名)。今回の試験から実施する養護教諭は15名、栄養教諭は1名となっている。

京都府の教員採用試験は、1次試験の筆記試験が6月14日(土)、面接試験が6月28日(土)、29日(日)、7月5日(土)、6日(日)の指定日(1日)。2次試験は8月14日(木)から25日(月)までの間に行われる。
また、大学3年生等チャレンジ選考については、筆記試験を6月14日(土)、面接試験を7月12日(土)13日(日)の指定日(1日)に行う。
結果の発表は1次(大学3年生等チャレンジ選考を含む)が8月1日(金)、2次が9月19日(金)の予定。

京都府教育委員会・令和8年度京都府公立学校教員採用選考試験志願状況(PDF)
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/wp-content/uploads/2022/04/令和8年度京都府公立学校教員採用選考試験志願状況.pdf

京都府教育委員会・採用試験情報
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?p=39