鹿児島県 出願状況を公表。出願者数は1,136名。教職教養チャレンジ試験には237名が出願

鹿児島県教育委員会は6月3日、ホームページに令和8年度鹿児島県公立学校教員等採用選考試験の出願状況を掲載した。
出願者の総数(令和8年度採用予定分)は1,136名(うち教諭の出願者は1,088名)となり、前年度の1,192名(うち教諭の出願者は1,149名)からは56名の減少(教諭の出願者は61名の減少)となった。
また、昨年の試験から大学3年生等を対象に実施している「教職教養チャレンジ試験」の出願者は、対象校種が増えたこともあり、前年度の112名から237名に増加となった。

校種別の出願者数(令和8年度採用予定分)は小学校269名(前年度308名)、中学校308名(前年度318名)、高校283名(前年度305名)、特別支援学校89名(前年度80名)、養護教諭99名(前年度87名)、栄養教諭40名(前年度51名)で、特別支援学校と養護教諭は前年度より出願者が増えたものの、その他の校種は前年度より減少となっている。
この他、実習助手に28名、寄宿舎指導員に20名が出願している。

なお、倍率は公表していないが、採用予定者数(総計〈小学校第2・3希望枠を含む〉530名程度。前年度は549名程度)で計算した場合、全体での平均倍率は2.1倍(前年度2.2倍)(※教諭のみの場合も2.1倍〈前年度2.1倍〉)に。校種別の倍率は小学校1.2倍(前年度1.2倍)、中学校2.1倍(前年度2.1倍)、高校5.1倍(前年度6.8倍)、特別支援学校1.5倍(前年度1.5倍)、養護教諭3.5倍(前年度3.8倍)、栄養教諭13.3倍(前年度17.0倍)となる。

また、大学3年生等を対象に実施する「教職教養チャレンジ試験」の校種別の出願者数は小学校157名(前年度112名)、今回の試験より実施する中学校が70名、特別支援学校10名となっている。
なお、前年度(2024年実施)の「教職教養チャレンジ試験」の合格者59名のうち47名が、鹿児島県の令和8年度試験に出願をしている。

鹿児島県の教員採用試験は、1次試験(教職教養チャレンジ試験を含む)が6月15日(日)、2次試験は8月1日(金)から13日(水)まで間の指定日(1日)に行われる。
結果の発表は1次が7月11日(金)、2次は9月5日(金)の予定となっている。

鹿児島県教育委員会・令和8年度 鹿児島県公立学校教員等採用選考試験の出願状況について(PDF)
https://www.pref.kagoshima.jp/ba03/kyoiku/saiyo/shiken/documents/121459_20250529162819-1.pdf

鹿児島県教育委員会・鹿児島県公立学校教員等採用選考試験
https://www.pref.kagoshima.jp/aa02/kyoiku/saiyo/menkyo/kyouinsaiyou.html