札幌市教育委員会は7月18日、令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の第1次検査(1次試験)の合格者のうち、札幌市採用希望者分の合格者を発表した(北海道採用希望者分については北海道教育委員会のホームページにて発表。詳細はこちらの記事を参照)。
北海道・札幌市の教員採用試験の1次試験は6月15日(日)に行われ、札幌市については令和8年度採用希望者(受検者)1,272名のうち、783名が1次試験を合格した(※)。
校種別の1次合格者数は、小学校・幼稚園337名(受検者470名)、中学校・高等学校337名(受検者590名)、特別支援学校79名(受検者91名)、養護教諭19名(受検者85名)、栄養教諭11名(受検者36名)となっている。
(※合格者には1次試験の免除者を含む。なお、高校については北海道と札幌市の共同登録になる)
また、1次試験の合格率(倍率)は全体で1.6倍(前年度1.5倍)。校種別では小学校・幼稚園1.4倍(前年度1.2倍)、中学校・高等学校1.8倍(前年度1.8倍)、特別支援学校1.2倍(前年度1.2倍)、養護教諭4.5倍(前年度2.9倍)、栄養教諭3.3倍(前年度3.2倍)となっている。
また、今回の試験から1次試験と同時実施となった「大学3年次プレ選考」(※1次試験のうち「教養検査(一般・教職)」を受験)では401名が受検し、335名が選考通過者(合格者)となった。
校種別の選考通過者数は、小学校・幼稚園143名(受検者167名)、中学校・高等学校173名(受検者209名)、特別支援学校19名(受検者25名)となっている。
また、合格率は全体で83.5%で、昨年12月に実施した「札幌市公立学校教員採用候補者前倒し選考検査」での82.5%を1.0%上回った。ただし、校種別では小学校・幼稚園85.6%、中学校・高等学校82.8%、特別支援学校76.0%で、中学校・高等学校以外は12月の前倒し選考検査での合格率を下回っている。
(※12月の前倒し選考検査の校種別合格率は小学校・幼稚園87.1%、中学校・高等学校79.5%、特別支援学校78.6%)
札幌市の教員採用試験はこの後、2次試験が8月2日(土)3日(日)に行われ、合格者は9月26日(金)に札幌市教育委員会のホームページに掲載される。
なお、2次試験における個別面接検査・実技検査の内容については、「札幌市が求める教員像・選考判定基準」内に記載されている。
また「大学3年次プレ選考」の選考通過者は、来年(2026年)実施の令和9年度(2027年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査(札幌市採用希望)で、所定の選考区分(※令和9年度試験の実施要領にて公表)で出願することにより、1次試験のうち「教養検査」が免除となる。
札幌市教育委員会・令和8年度(2026年度)札幌市公立学校教員採用候補者選考検査 第1次検査合格者受検番号
https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/kyoshokuin/kyoinsaiyokensa_r8/documents/r8_1jigoukaku.pdf
札幌市教育委員会・令和8年度(2026年度)札幌市公立学校教員採用候補者選考検査 大学3年次プレ選考区分 選考通過者受検番号
https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/kyoshokuin/kyoinsaiyokensa_r8/documents/r8_3nenpuretuukasya.pdf
札幌市教育委員会・令和8年度教員採用選考(令和7年度実施)に係るお知らせ
https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/kyoshokuin/kyoinsaiyokensa_r8/oshirase.html