死因究明の人材不足解消へ=阪大に教育研究拠点を設置―政策提言やデータ解析も

 解剖医など死因究明の担い手不足解消のため、大阪大に設置された「次のいのちを守る人材育成教育研究センター」の本格運営が昨年夏から始まった。各地から受講者を受け入れており、センター長の松本博志教授(法医学)は「助手無しでも解剖や検査ができる人材の育成が急務だ」と意気込んでいる。