大学や医療、外国人も応分負担=寛容な移民政策転換―アルゼンチン

 【サンパウロ時事】アルゼンチンのミレイ大統領は、寛容とされていた移民政策を厳格化し、外国人向けの支出を削減する方針を打ち出した。危機的だった経済の正常化に向け財政再建を進める中、国立大学の学費や公的医療サービスに関し、一時的に滞在する外国人に「応分の負担」を求める。親密な関係を構築したトランプ米大統領と足並みをそろえる形で、強硬な移民政策に転換する。