宮崎県教育委員会は12月27日、令和8年度(令和7年=2025年実施)試験から実施する、宮崎県公立学校教員採用選考試験「大学3年生チャレンジ受験」の実施要項を発表した。
(宮崎県の令和8年度試験についてはこちらを参照)。
「大学3年生チャレンジ受験」は、宮崎県の教員を志望する令和8年度卒業予定の大学3年生等を対象に、すべての選考区分・教科で実施。大学3年次で受験する1次試験では「教職教養」を受験し、合格すると令和9年度(令和8年=2026年実施)試験の「教職教養」が免除となる。
受験資格は以下のとおり。
①令和7年度に大学3年生等で令和8年度末に卒業見込みの者(※大学3年生等とは、大学の最終年次の1年前の年次をいう。科目等履修生・短大生は含まない)。
②昭和42(1967)年4月2日以降に出生した者
③受験区分(中学校・高等学校・特別支援学校教諭等にあっては受験教科〈科目〉等)の普通免許状の所有者または令和9年3月末までに取得見込みの者
④地方公務員法第16条(欠格条項)及び学校教育法第9条(欠格事由)に該当しない者
「大学3年生チャレンジ受験」の試験日は1次試験と同日の6月15日(日)で、結果の発表も1次試験と同日の7月7日(月)に行われる。
試験会場は宮崎県内(2会場)のほか、県外会場として東京(三州郷土館=東京都品川区)大阪(大阪商工会議所=大阪市中央区)福岡(中村学園大学=福岡市城南区)にも設置する。
この試験での合格者は、次年度(令和9年度=2026年実施)試験の1次試験では教職教養が免除となり「専門教科」のみを受験する(不合格となった場合でも次年度試験の受験は可能〈1次試験で教職教養と専門教科を受験〉)。
なお、次年度の試験で希望する教科等の募集がない場合には、募集がある直近の年度まで免除の権利を有することができるほか、「大学3年生チャレンジ受験」で希望した受験区分や教科を4年生の採用試験時に変更することも可能で、変更した場合でも教職教養については試験免除となる。
出願は、Webによる出願登録と郵送による願書提出の2段階申請で、2月11日(火)から3月21日(金)正午までに出願登録を行い、配信された願書等の書類データを印刷の上、写真の貼付や志望理由や自己PR、自署の記入などを行った上で郵送(簡易書留)で提出する。郵送による願書の提出期間は4月7日(月)から18日(金)当日の消印有効。
宮崎県教育委員会・令和7年度実施宮崎県公立学校教員採用選考試験 大学3年生チャレンジ受験の実施について
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/ky-kyoshokuin/kense/saiyo-shikaku/20241007102220.html
宮崎県教育委員会・宮崎県公立学校教員採用選考試験 大学3年生チャレンジ受験 実施要項(pdf)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/documents/92642/92642_20241224111810-1.pdff