名古屋市教育委員会は5月22日、令和7年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。
今年度の志願者数(令和8年度採用分)は、前年度の1,700名から115名減となる1,585名、また、志願者倍率は前年度と同じ3.7倍だった。また、「大学3年生等を対象とした選考試験」および「大学3年生等を対象とした障害者特別選考試験」(令和8年度採用分)には前年度の445名から47名増となる492名が応募した。
選考区分別の志願者数は、小学校625名(前年度641名)、中・高等学校694名(前年度769名)、幼稚園25名(前年度34名)、特別支援学校81名(前年度75名)、養護教員123名(前年度138名)、栄養教員37名(前年度43名)で、前年度より6名増の特支以外は、志願者数が減少となっている。
また、選考区分別の倍率は、小学校3.6倍(前年度2.6倍)、中・高等学校4.5倍(前年度5.7倍)、幼稚園5.0倍(前年度6.8倍)、特別支援学校0.9倍(前年度1.3倍)、養護教員24.6倍(前年度13.8倍)で、採用予定人員が前年度より減少した小学校と養護で倍率が上昇している。
※栄養教員は採用予定人員が若干名のため倍率は非公表。
一方、前年度試験より実施した「大学3年生等を対象とした選考試験」および「大学3年生等を対象とした障害者特別選考試験」(令和9年度採用分)には前年度より47名増となる492名が応募。校種別では小学校200名(前年度189名)、中・高等学校235名(前年度214名)、幼稚園11名(前年度3名)、特別支援学校9名(前年度12名)、養護教員24名(前年度23名)、栄養教員13名(前年度4名)で、特支を除いたすべての校種で前年度より
志願者が増加となった。
なお、前年度(令和6年度実施)の「大学3年生等を対象とした選考試験」および「大学3年生等を対象とした障害者特別選考試験」での合格者(2次試験受験対象者)107名のうち、今年度試験には100名が出願し、2次試験から受験する。
名古屋市の教員採用試験は、1次試験(大学3年生等を対象とした選考試験・障害者特別選考試験を含む)が6月14日(土)、2次試験が7月19日(土)20日(金)に行われる。
結果の発表は1次が7月中旬(前年度試験では7月10日)、2次が8月下旬(前年度試験では8月21日)の予定となっている。
名古屋市教育委員会・令和7年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験の志願状況について(報道資料・PDF)
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000186/186664/shigannjyoukyou.pdf