茨城県教育委員会は6月13日、令和7年度実施茨城県公立学校教員選考試験「大学3年生を対象とした前倒し選考」の選考通過者を発表した。
(※茨城県の1次試験(令和8年度採用)の合格発表については、こちらの記事を参照。
茨城県の「大学3年生を対象とした前倒し選考」は、これまでは小学校の志望者のみを対象に12月に実施していたが、今回の試験から受験区分を小学校から全校種へ拡充し、教員選考試験の日程に合わせて1次試験と同日の5月11日(日)に実施。今回の選考では705名の志願者に対し、451名が選考通過者(合格者)となった。志願者数を合格者数で割った選考倍率は1.6倍となっている。
(※受験者数は未発表。なお、2024年12月に実施した前倒し選考(小学校のみ)は235名の志願者に対し224名が選考通過者となっている)
校種別の選考通過者数は小学校235名(志願者247名、選考倍率1.1倍)、中学校133名(志願者200名、選考倍率1.5倍)、高校43名(志願者114名、選考倍率2.7倍)、特別支援学校36名(志願者37名、選考倍率1.0倍)、養護教諭3名(志願者97名、選考倍率32.3倍)、栄養教諭1名(志願者10名、選考倍率10.0倍)となっている。
今回の試験での選考通過者については、同一校種・教科等の区分を受験する場合に限り、次年度(令和9年度=2026年実施)試験の1次試験が免除され、2次試験からの受験となる(選考通過した校種・教科等以外で受験することも可能だが、その場合は1次試験免除は適用されない)
また、選考通過者は「いばらき電子申請・届出サービス」にアップロードされている結果通知にて指定された期日までに、在学証明書(3か月以内発行のもの)を提出する。受験資格を満たしていないことが判明した場合は、選考通過が取り消されることになる。
茨城県教育委員会・茨城県公立学校 教員選考試験 第1次試験合格者発表
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