ここでは、本誌公式YouTubeチャンネル「教セミちゃんねる」で配信中の動画の内容を紹介しながら、集団討論の勘所を解説していきます。



動画で見る場合はこちらからご覧いただけます。





佐野匡先生のワンポイント解説
“討論の流れを押さえる!”
ここで、読者の皆さんに押さえてほしいのは討論の流れです。
最初に、集団討論のテーマや前提条件の確認を行う必要があります。今回の討論で言えば、どの時期に話し合うのか、校種・学年をどうするのかなどが曖昧だと、その後の討論がかみ合わなくなります。まずは「土台」を固めましょう。
その上で、互いの意見を出し合います。ここでは互いの意見を尊重することが大切なので、それぞれの受験者の意見をしっかりと把握してください。そして、話している人の方を向いたり、共感的な態度を示したりすることも大事です。そうして話し合いを拡散させて、いろいろなアイデアを出していきましょう。
そして、討論の終盤では話し合いをまとめていくことが必要になります。出された意見の中で、どの案を採用していくか合意形成をしていくことになります。
最後に、まとまった意見について確認をすることになります。場合によっては、全員の意見がそこに盛り込まれていないこともありますので、まとめた内容が全員の納得できるものとなっているかを必ず確認してください。

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