山形県教育委員会は12月22日、ホームページで「山形県公立学校教員選考試験についてのお知らせ」として、令和7年度(令和6年度=2024年実施)採用試験における変更点等を公表した。
山形県では、すでに1次試験を7月13日(土)に実施することを公表しているが、今回は実施要項の公表から2次試験までのスケジュールの予定も示され、2次試験については2023年実施試験での9月12〜14日から2週間ほど前倒しとなる8月27日(火)〜29日(木)に実施予定としている。
また、募集校種・教科と採用予定数の公表は4月上旬、実施要項の公表は4月中旬、志願受付は4月中旬〜5月中旬の予定としている。
試験日程以外での変更点は以下の通り。
①大学推薦特別選考における推薦枠の拡大
これまで、各大学で推薦対象となる各校種、教科・科目につき原則1名(大学院を置く大学は、大学及び大学院から各1名の計2名)としていたものを、各大学が推薦できる、推薦対象となる各校種、教科・科目の推薦枠を、大学及び大学院から計5名まで拡大する。
※令和7年度採用試験での大学推薦特別選考の対象となる校種、教科・科目や推薦要件などの詳細については、4月上旬以降に各大学へ送付する大学推薦特別選考実施要項に示される。
②現職教員特別選考における出願条件の緩和(年齢制限の撤廃)
これまで、50歳未満(令和6年度採用試験では、昭和49〈1974〉年4月2日以降に出生した方)としていた現職教員特別選考での年齢制限を撤廃し、一般選考の年齢要件と同一とする。
※令和7年度採用試験では昭和38〈1963〉年4月2日以降に出生した方(令和7年4月1日採用日時点で61歳の方)が出願可能となる。
③1次試験の試験会場に「東京会場」を新設する。
東京会場で受験可能なのは、一般選考と大学推薦特別選考のうち「小学校・特別支援学校小学部」の志願者となる(その他の選考区分は山形会場のみで実施)。
なお、会場は東京都内の大学を予定している。
④1次試験の実施会場が、一部の校種、教科・科目において変更となる。
山形県教育委員会・令和7年度採用(令和6年度実施)山形県公立学校教員選考試験についてのお知らせ(PDF)
https://www.pref.yamagata.jp/documents/25065/r7_henkou1.pdf