鳥取県 志願状況を公表。平均倍率は5.2倍に

鳥取県教育委員会は5月23日、ホームページにて令和7年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況を公表した。

今年度は、総数で257名の採用予定者数に対し志願者数は1,158名(前年度1,255名)、併願者を合わせた総計では1,341名(前年度1,378名)となり、いずれも前年度を下回った。
校種別の志願者数(高校・養護・栄養を除き、併願者を含めた総数)では小学校513名(前年度590名)、中学校291名(前年度334名)、高校213名(前年度243名)、特別支援学校173名(前年度96名)、養護教諭123名(前年度115名)、栄養教諭28名(前年度実施なし)で、前年度と比べ特支で77名、養護で8名増となった一方、小学校、中学校、高校は前年度より下回っている。

一方、志願倍率(併願者を含めた総計/採用予定数)は5.2倍となり、採用予定者数が270名だった前年度の5.1倍からは0.1ポイント上昇した。
校種別では、小学校3.4倍(前年度3.9倍)、中学校5.8倍(前年度8.4倍)、高校8.5倍(前年度5.4倍)、特別支援学校6.9倍(前年度3.8倍)、養護教諭24.6倍(前年度11.5倍)、栄養教諭14.0倍(前年度実施なし)で、採用予定数が前年度より減少している高校と養護、逆に志願者が大幅に増加した特支で倍率が上昇した。

なお、会場別の志願者数では、関西会場が前年度の655名から今年度は572名と減少した一方で、鳥取会場は前年度(492名)から12名増となる504名となっている。

鳥取県の教員採用試験は、1次試験は6月8日(土)、2次試験は適性検査(Web受験)が7月12日(金)から21日(日)までの間、面接と技能・実技試験は8月2日(金)から10日(土)までの間の指定日にそれぞれ行われる。
なお、1次試験の鳥取会場については、実施要項記載の会場から変更になっているため、注意が必要である。
結果の発表は1次が7月12日(金)、2次が9月13日(金)の予定となっている。

鳥取県教育委員会・令和7年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況(PDF)
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1358446/R7shigannsya.pdf

鳥取県教育委員会・令和7年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験の第一次選考試験会場(鳥取会場)の変更について
https://www.pref.tottori.lg.jp/317481.htm