福岡市 一般選考試験の志願状況を公表。全校種での平均倍率は2.8倍に

福岡市教育委員会は5月28日、ホームページで令和7年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)の志願状況を公表した。

今年度の志願者数は小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭の合計で1,402名(前年度1,320名)、高等学校教諭で64名(前年度52名)となり、小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭では前年度より82名増、高等学校教諭も前年度より12名増となった。
また、平均倍率は小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭で2.7倍(前年度3.0倍)、高等学校教諭は8.0倍(前年度5.8倍)となった(※注1)。
※注1:福岡市の志願状況は「小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭」の区分と「高等学校教諭」の区分でそれぞれ発表され、合算した場合の志願者総数は1,466名(前年度1,372名)で、全校種合計での採用予定者数(521名。前年度は453名)に対しての平均倍率は2.8倍(前年度3.0倍)となる。

受験区分別の志願者数では小学校584名(前年度565名)、中学校504名(前年度497名)、高校64名(前年度52名)、特別支援学校(小学部)80名(前年度56名)、特別支援学校(中学部)54名(前年度44名)、養護教諭129名(前年度117名)、栄養教諭51名(前年度41名)で、全ての校種で前年度より志願者数は増加となった。
また、受験区分別の志願倍率は小学校2.4倍(前年度2.6倍)、中学校2.8倍(前年度3.5倍)、高校8.0倍(前年度5.8倍)、特別支援学校(小学部)が2.0倍(前年度1.4倍)、特別支援学校(中学部)が1.4倍(前年度1.1倍)、養護教諭が16.1倍(前年度29.3倍)、栄養教諭17.0倍(前年度20.5倍)となっている。

なお、今回発表された志願状況は一般選考試験分のみとなり、教職経験特別選考と大学連携特別選考との併願者は含まれていない。

福岡市の教員採用試験(一般選考試験)は、1次試験が6月16日(日)。2次試験は7月22日(月)から8月27日(火)の間に行われる。
結果の発表は1次が7月上旬、2次は9月中旬の予定となっている。

福岡市教育委員会・令和7年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)の志願状況について(PDF)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/107878/1/R7sigannsyasuu.pdf?20240524095139