青森県 令和8年度(令和7年=2025年実施)試験での変更点を公表

青森県教育委員会は2月27日、ホームページにて、令和8年度(令和7年度実施)青森県公立学校教員採用候補者選考試験での主な変更点を公表した。
主な変更内容は以下の通り。

①他都道府県等の現職者に対する1次試験(一般・教職教養試験、専門教科試験)の免除対象校種等の拡充
これまで「小学校」または「特別支援学校小学部」を受験する場合のみに認めていた、他都道府県等の3年以上の経験を有する現職者に対する1次試験の免除を、すべての校種等(中学校・高等学校・特別支援学校〈中学部・高等部〉・養護教諭・栄養教諭)で実施する。
3年以上の経験は原則として受験する校種・教科(科目)と同じもので、特別支援学校受験者は原則として受験する学部において3年以上の経験を有するものとする。
また、特別支援学校受験者に課している特別支援教育に関する事項については、他都道府県等の現職者として3年以上の経験がある者については、特別支援学校の免許状の有無を問わず免除とする。

②本県(青森県)または他都道府県等の元職者に対する1次試験(一般・教職教養試験、専門教科試験)の免除
過去10年間のうち、本県(青森県)または他都道府県等の国立学校または公立学校において正規の校長、副校長、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭(任期付又は臨時的任用であった期間を除く)として引き続いて3年以上の経験があった者について、1次試験を免除する。
3年以上の経験要件については①と同じで、免除対象には特別支援学校受験者に課している特別支援教育に関する事項も含む。

③本県講師等の経験者に対する1次試験の一般・教職教養試験の免除要件の緩和
本県の国立学校または公立学校の講師(任期付・臨時)、養護助教諭に対して行ってきた一般・教職教養試験の免除について、免除となる講師等の経験月数をこれまでの「36月以上」から「24月以上」に変更する。

④前年度(令和6年度=2024年実施)の教員採用試験における1次試験通過者で、かつ本県講師等に対する翌年度1回限りの1次試験(一般・教職教養試験、専門教科試験)の免除
令和7年度実施の教員採用試験の出願受付期間最終日までに、現に本県の国立学校または公立学校の講師(任期付・臨時)、養護助教諭として任用されている者のうち、令和6年度実施の教員採用試験一般選考において、1次試験を通過し、かつ、2次試験を受験したものの、2次試験を通過しなかった者について、令和6年度実施の教員採用試験と同一の校種・教科(科目)等を受験する場合に限り、1次試験を免除する(免除には、特別支援学校受験者に課している特別支援教育に関する事項を含む)。
ただし、この免除の適用は、1次試験を通過した翌年度実施(今回の場合は令和7年度実施)の教員採用試験のみの1回限りとする。

青森県の令和8年度試験については1次試験を7月12日(土)に実施することを公表しているが、募集人員及び試験の概要等については3月下旬(前年度試験では4月8日)に公表予定としている。

青森県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の主な変更点について
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-kyoin/r8kyousai-henkouten.html

青森県教育委員会・青森県公立学校教員採用候補者選考試験について
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-kyoin/kyousai.html