佐賀県 「秋選考」の実施要項を公表【8/8更新】

佐賀県教育委員会は8月6日、令和8年度(令和7年=2025年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験「秋選考」の実施要項をホームページで公表した。

「秋選考」は、受験のチャンスを拡充し、佐賀県で教員として働くことを希望する人材を一人でも多く確保するために2次試験後に実施するもので、今年度は「小学校」のほか「中学校(国語、理科、英語、美術、技術)」「高校(工業〈機械・電気・土木〉、情報〈=さがUJIターン特別選考のみ〉)」を募集。一般選考と「さがUJIターン特別選考」(小学校、中学校、高校対象)、「社会人特別選考」(中学校〈英語、技術のみ〉と高校を募集)に加えて、英語における非常に高い専門性がある方を対象とした「英語スペシャリスト特別選考」(中学校「英語」で募集)を実施する。
採用予定数は小学校が25名程度。中学校の国語と英語が各7名程度、理科が3名程度、技術が2名程度、美術が1名程度。高校の工業のうち機械と電気が各2名程度、土木が1名程度、さがUJIターン現職特別選考での高校情報は1名程度としている。

一般選考の受験資格は、①昭和41〈1966〉年4月2日以降に出生した者、②受験する試験区分・教科の普通免許状の所有者又は令和8年3月末までに取得見込みの者、③地方公務員法第16条及び学校教育法第9条の欠格条項に該当しない者としている。
また「さがUJIターン特別選考」の受験資格については、現職教員の場合は、現在、佐賀県以外の都道府県・政令指定都市の公立学校で、試験区分・教科と同一の正規教員として勤務している者、民間企業等職員(教諭以外)の場合は、現在、佐賀県以外の都道府県・政令指定都市の民間企業等で1つの職場で正社員または正規職員として令和7年3月31日までに3年以上の勤務経験(休職期間等、勤務の実態がない期間を除く)があり、その勤務経験により、試験実施教科(科目)について特に秀でた知識・技能を有する者。「社会人特別選考」では、民間企業等(教諭以外)において、一つの職場で正社員又は正規職員として令和6年3月31日までに3年以上の勤務経験(休職期間等、勤務の実態がない期間を除く)があり、その勤務経験により、試験実施教科(科目)について特に秀でた知識・技能を有する者で、かつ教員としての職務を行うのに必要な資質と熱意を有する者。「英語スペシャリスト特別選考」は、学士以上の学位を取得している者で、母国語が英語(公用語が英語である国・地域に在住〈留学は除く〉していた者を含む)であるかそれと同等の英語力を有し、日常的に英語を用いて業務を行い、教員の職務を行う上で必要とされる日本語能力を有する者としている。
なお「社会人特別選考」と「英語スペシャリスト特別選考」については、佐賀県での特別免許状の授与要件を満たす者は、当該教科の普通免許状がなくても出願可能としている。

秋選考の試験日程は11月15日(土)と16日(日)の2日間(さがUJIターン、社会人、英語スペシャリストの各特別選考は11月15日に実施)で、一般選考は「一般・教職教養(※)」「専門試験」「個人面接(模擬授業含む)」、さがUJIターン特別選考は「書類選考」と「個人面接(模擬授業含む)」、社会人特別選考は「専門試験」「個人面接(模擬授業含む)」、英語スペシャリスト特別選考は「個人面接(模擬授業含む)」と「英語特別面接」をそれぞれ実施。合格発表はいすれも12月5日(金)を予定している。
(※今年6月に実施した佐賀県の教員採用試験の1次試験に合格した者は、申請により「一般・教職教養」が免除となる。その他、「一般・教職教養」の免除要件や加点申請等については実施要項を確認のこと)

なお、受験申込の受付は9月29日(月)から10月20日(金)まで、原則、電子申請(佐賀県電子申請サービス)のみでの受付となる。

【8/8更新】佐賀県教育委員会では、秋選考実施に伴うオンライン説明会を9月29日(月)18時から実施する。説明会への参加申し込みは専用の申込みフォームにて行う。

佐賀県教育委員会・令和8年度佐賀県公立学校教員採用選考試験(秋選考)に伴うオンライン説明会の実施について
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji003115157/index.html

佐賀県教育委員会・令和8年度佐賀県公立学校教員採用選考試験(秋選考)実施要項
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji003112036/3_112036_up_27vpbb0l.pdf