富山県 2次検査結果を発表。337名を名簿登載、最終倍率は1.9倍に

富山県教育委員会は9月24日、令和7年度 富山県公立学校教員採用選考検査の2次検査(2次試験)の結果発表を行った。
富山県の教員採用試験2次検査は8月17日(土)18日(日)に実施し、465名(前年度452名)が2次検査を受検して、前年度の300名から37名増となる337名が任用候補者名簿(※)に登載(2次合格)となった。

校種別の名簿登載者(2次合格者)数は、小学校155名(2次受験者214名 前年度登載者数155名)、中学校・高校138名(2次受験者200名 前年度登載者数112名)、特別支援学校A21名(2次受験者21名 前年度登載者数20名)、特別支援学校B5名(2次受験者6名 前年度登載者数3名)、養護教諭1名(2次受験者17名 前年度登載者数7名)、栄養教諭2名(2次受験者7名 前年度登載者数3名)となっている。
なお、富山県では昨年実施の試験より合格者を「名簿登載A(原則として令和7(2025)年4月1日付で採用)」「名簿登載B(令和7年度採用者〈欠員が生じた場合における年度中の採用を含む〉を除き、令和8(2026)年度の採用)」に分けて発表しているが、今回の合格者は全員が名簿登載者Aとして登載される。

また、最終倍率(1次受検者数を名簿登載者数で割ったもの)は全校種合計で前年度の2.3倍から0.4ポイント低下して1.9倍となり、2倍を割り込んだ。
校種別では小学校1.3倍(前年度1.5倍)、中学校・高校2.2倍(前年度3.1倍)、特別支援学校A1.6倍(前年度1.3倍)、特別支援学校B2.4倍(前年度4.3倍)、養護教諭44.0倍(前年度7.7倍)、栄養教諭7.0倍(前年度4.7倍)となっている。

名簿登載者のうち特別選考(社会人経験A・B、教職経験、特定資格、国際貢献、スポーツ実績、障害者、大学推薦)での受験者では、68名(前年度75名)が登載となった。
内訳は社会人経験Aが5名(前年度5名)、社会人経験Bが2名(前年度0名)、教職経験が21名(前年度21名)、特定資格が2名(前年度4名)、国際貢献が1名(前年度2名)、スポーツ実績が4名(前年度3名)、大学推薦が33名(前年度36名)で、障害者は0名だった。

このほか、名簿登載者とは別に、小学校で36名、中学校・高校で16名、特別支援学校Bで1名、養護教諭で2名の補欠者(計55名。前年度の補欠者は29名)がおり、採用内定者の辞退等により欠員が生じた場合に、順次名簿に追加登載される予定となっている。
補欠者については、受験者あてに10月4日(金)に投函する予定の検査結果通知にその旨明記される。

富山県教育委員会・令和7年度 富山県公立学校教員任用候補者名簿登載状況について(PDF)
https://www.pref.toyama.jp/documents/43264/240913_r07tousaijyoukyou.pdf

富山県教育委員会・令和7年度富山県公立学校教員採用選考検査 任用候補者名簿登載者
https://www.pref.toyama.jp/kyouinsaiyou/senkoukensa/r7/20240924meibotousaisya.html