40年の大学進学者「27%減」=学部定員を縮小、大学院強化へ―少子化見据え答申案・中教審

 急速な少子化進行を見据え、大学の在り方を議論している中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の特別部会は4日、答申案を公表した。大学進学者が2040年に約27%減少するとの試算を示し、学部定員を縮小し、大学院教育を強化する方向性を盛り込んだ。年度内に答申する予定。