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最新教育キーワード解説 「不登校」「教育機会確保法」

教員採用試験で登場する可能性のある、重要な最新教育キーワードを解説します。言葉の意味をしっかり把握して理解を深めましょう。毎週火曜・木曜に更新します。


【不登校】

文部科学省の問題行動・不登校等調査では,「何らかの心理的,情緒的,身体的,あるいは社会的要因・背景により,児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし,「病気」や「経済的理由」による者を除く。)」と定義されている。

<不登校児童生徒数(令和4年度問題行動等調査)>

小・中学校・・・299,048人(前年度より54,108人増加し過去最多)

高等学校・・・60,575人(前年度より9,590人増加)

【教育機会確保法】

正式名称は「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」。

不登校児童生徒を含めたすべての児童生徒が豊かな学校生活を送り,安心して教育を受けられるよう,学校における環境の確保を図る。さらに,学校外での多様な学習の在り方を尊重し,教育機会の確保と教育水準の維持向上を図る。