堺市教育委員会は3月1日、令和7年度(令和6年=2024年実施)堺市立学校教員採用選考試験の試験日程および変更点を発表した。
堺市の1次試験は筆記が6月15日(土)、面接は6月22日(土)23日(日)29日(土)30日(日)7月6日(土)7日(日)13日(土)14日(日)のいずれか1日。
2次試験は専門教養が8月10日(土)、面接は8月17日(土)18日(日)24日(土)25日(日)9月1日(日)7日(土)8日(日)のいずれか1日。実技試験は中学校・特別支援学校中学部の「英語」と「音楽」が8月10日(土)、「保健体育」と「美術」は8月31日(土)に実施する。
なお、結果の発表は1次が7月26日(金)、2次が9月27日(金)を予定しており、前年度よりも1週間から2週間程度前倒しとなっている。
出願期間は4月1日(月)午前10時から5月10日(金)午後5時までで、受付は堺市電子申請システムによる電子申請のみとなる(ただし、大学等推薦対象選考における大学等からの提出書類は郵送〈簡易書留〉での提出のみとなり、締め切りは4月26日〈金〉の消印有効)。
受験案内については3月15日(金)からホームページからダウンロードが可能となるほか、3月25日(月)以降からは堺市の市政情報センター、各区役所の市政情報コーナー、教職員人事課等でも配布する。
今回の試験での採用予定数は小学校・特別支援学校小学部・小学校外国語推進で120名(うち特別支援学校小学部で10名程度、小学校外国語推進で3名程度)、中学校・特別支援学校中学部が約55名、高校の数学・工業(機械)がそれぞれ若干名、養護教諭が5名、栄養教諭が若干名となっており、小学校で10名程度増えた一方で中学校が45名と大幅減、養護教諭も2名の減となっている。
今回の試験での主な変更点としては下記のとおり。
①「大学3年生等対象選考」の新設
令和8(2026)年3月31日までに卒業見込み、かつ出願に必要な教員免許状を取得見込みの大学3年生等(科目等履修生は除く)を対象とした選考区分を新設。この試験の合格者は、大学4年生で受験する次年度の教員採用選考試験において、1次試験(筆答・面接)が免除され2次試験から受験することができるようになる。
②「現職対象選考」の見直し
現職教諭に加えて、退職後5年以内の元教諭にも対象を拡大した「教諭経験者対象選考」に変更する。また、1次面接試験の方法を、全受験生について対面からオンラインに変更する。
なお「教諭経験者対象選考」では、従来どおり1次・2次の筆答試験が免除となる。
③「大学等推薦対象選考」の対象教科の追加及び推薦枠の拡大
各大学等から推薦することができる教科について、「中学校・中学部(特別支援)」を追加する。また、中学校・中学部の「美術」「技術」について、推薦することができる人数を1人から「上限なし」に拡大する。
④任期付職員等の採用候補者の新設
教員採用選考試験の2次試験不合格者のうち、総合得点上位者を任期付職員等の採用候補者とし、任期付職員または臨時的任用職員として随時、優先的に任用する制度を開始する。任期付職員等の採用候補者は、次年度の教員採用選考試験において、同じ校種等(教科)で出願する場合のみ、1次試験(筆答・面接)が免除され、2次試験から受験することができる。
堺市教育委員会・堺でせんせい! 令和7年度(令和6年度実施)堺市立学校教員採用選考試験を実施します
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堺市教育委員会・令和7年度(令和6年度実施)堺市立学校教員採用選考試験における選考区分「大学等推薦対象選考」の実施について
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