徳島県教育委員会は4月18日、令和7年度(令和6年度=2024年実施)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査における「大学・大学院推薦による特別選考」の実施要項を公表した。
推薦の対象となる校種は小学校、中学校(※)、高校(※)、特別支援学校(※)、養護教諭(小中学校・県立学校)、栄養教諭。推薦することのできる大学・大学院は、対象となる各校種等(教科・科目)に対応する教諭一種普通免許状取得の課程認定を受けている大学、または教諭専修普通免許状取得の課程認定を受けている大学院もしくは教職大学院で、推薦可能な人数は各校種等(教科・科目)につきそれぞれ1名。また、大学院を置く大学については大学及び大学院それぞれの学部等から各校種等(教科・科目)につき1名を推薦することができる。なお、徳島県教育委員会が指定する大学等については、別途推薦可能人数を通知するとしている。
(※中学校、高校、特別支援学校については令和7年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査において募集する教科等が対象)
推薦要件は、以下の①〜⑤までのすべての要件を満たす者としている。
①徳島県が求める教員像にふさわしい資質、能力及び適性を備えている者
②出願時に大学等に在籍し、かつ令和7(2025)年3月31日までに卒業見込み又は修了見込みの者
③心身ともに健康で、学業成績が優秀な者
④推薦の対象となる各校種等(教科・科目)の教諭一種普通免許状か専修普通免許状を現に有する者又は令和7年3月31日までに取得する見込みの者
⑤昭和40(1965)年4月2日以降に生まれた者
⑥地方公務員法第16条及び学校教育法第9条のいずれにも該当しない者
大学等は学生に当該被推薦希望者を募り、推薦要件に基づき、学内選考等により被推薦者を決定。その後、大学等で「推薦書」「成績証明書(様式任意)」を作成し、出願期間(5月9日〜27日)内に被推薦者から徳島県教育委員会教職員課へ郵送で提出する。また、被推薦者は、出願期間内にインターネット出願において、上記様式以外の志願書等の登録をする。
なお、「大学・大学院推薦による特別選考」の対象者は、1次試験のうち「論文審査」が免除される。
徳島県教育委員会・令和7年度(6年度実施)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/7237050/
【参考】徳島県 令和7年度(令和6年=2024年実施)試験の審査要項を公表(2024.04.01)
https://kyousemi.book.jiji.com/municipality/1911