名古屋市教育委員会は5月24日、令和6年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。
今年度の志願者数(令和7年度採用分)は、前年度の1,971名から271名減となる1,700名となった。また、志願者倍率は、採用予定人員が前年度の415名から460名に増加したこともあり、前年度の4.7倍から1.0ポイント減となる3.7倍となった。
選考区分別の志願者数は、小学校641名(前年度737名)、中・高等学校769名(前年度907名)、幼稚園34名(前年度39名)、特別支援学校75名(前年度92名)、養護教員138名(前年度150名)、栄養教員43名(前年度46名)で、すべての選考区分(校種)で前年度より減少した。
また、選考区分別の倍率は、小学校2.6倍(前年度3.7倍)、中・高等学校5.7倍(前年度6.3倍)、幼稚園が6.8倍(前年度は非公表)、特別支援学校1.3倍(前年度1.7倍)、養護教員13.8倍(前年度10.0倍)となっている。
※栄養教員は採用予定人員が若干名のため倍率は非公表。
一方、今回の試験より実施する「大学3年生等を対象とした選考試験」および「大学3年生等を対象とした障害者特別選考試験」(令和8年度採用分)には445名が応募した。校種別では小学校189名、中・高等学校214名、幼稚園3名、特別支援学校12名、養護教員23名、栄養教員4名となっている。
名古屋市の教員採用試験は、1次試験(大学3年生等を対象とした試験を含む)が6月15日(土)、2次試験が7月20日(土)21日(金)に行われる。
結果の発表は1次が7月下旬、2次が8月下旬の予定となっている。
名古屋市教育委員会・令和6年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験の志願状況について(報道資料・PDF)
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000175/175210/sigannjyoukyou.pdf