大阪府教育庁(教育委員会)は9月27日、令和7年度大阪府公立学校教員採用選考テストの最終結果(第2次選考合格者)を公表した。
大阪府の教員採用試験の2次選考は7月上旬から9月上旬にかけて行われ、3,590名(前年度最終〈3次〉選考受験者2,341名)の受験者に対し、前年度の最終合格者1,163名より134名増となる1,297名が最終合格者となった。
校種別の2次選考合格者数は小学校472名(2次試験受験者1,074名、合格率43.9%)、小中いきいき連携33名(2次試験受験者60名、合格率55.0%)、中学校316名(2次試験受験者967名、合格率32.7%)、高校247名(2次試験受験者793名、合格率31.1%)、支援学校(幼小共通・小学部)94名(2次試験受験者196名、合格率48.0%)、支援学校(中学部)40名(2次試験受験者102名、合格率39.2%)、支援学校(高等部)53名(2次試験受験者97名、合格率54.6%)、養護教諭34名(2次試験受験者256名、合格率13.3%)、栄養教諭8名(2次試験受験者45名、合格率17.8%)となっている。
最終倍率(1次選考の免除者を合わせた1次受験者数/2次合格者数)は全校種合計で3.8倍で、前年度の4.6倍より0.8ポイント下回った。
校種別では小学校2.7倍(前年度3.0倍)、小中いきいき連携2.0倍(前年度3.0倍)、中学校4.1倍(前年度5.7倍)、高校5.3倍(前年度6.6倍)、支援学校(幼小共通・小学部)2.4倍(前年度2.7倍)、支援学校(中学部)3.1倍(前年度4.9倍)、支援学校(高等部)1.9倍(前年度3.3倍)、養護教諭12.0倍(前年度8.2倍)、栄養教諭10.9倍(前年度6.8倍)となっている。
※合格者数には併願による合格者を含む。合格倍率は、併願合格者を含めて算出
今年度の教員採用選考テストでの合格者の平均年齢は26.9歳で前年度の25.8歳を1.1歳上回った。合格者を年齢層別で見ると、20〜24歳が673名(前年度678名)と全体の51.8%を占め、次いで25〜29歳(304名。前年度は277名)、30〜34歳(155名。前年度は119名)の順で、25歳以上の合格者が全体的に増えている。
なお、第2次選考の筆答テスト「工業」の問題について、問題の表の一部に誤りがあったことを公表したが、受験者が解答するにあたって影響はないものとし、特別な措置は行なわないとしている。
大阪府教育庁・令和7年度公立学校教員採用選考テスト 第2次選考 合格者番号 一覧(大阪府公立学校教員採用選考テスト)
https://www.pref.osaka.lg.jp/o180110/kyoshokuin/kyosai/index.html
大阪府教育庁・令和7年度大阪府公立学校教員採用選考テストの結果について(報道発表資料)
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o180110/prs_51047.html
大阪府教育庁・第2次選考筆答テスト(工業)における問題の一部誤りについて
https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/92950/06.pdf