徳島県 2次試験結果を発表。187名をA名簿登載へ

徳島県教育委員会は9月29日、令和6年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の第2次審査結果を発表した。
徳島県の教員採用試験2次試験は8月15日(火)から25日(金)にかけて行われ、採用候補者名簿A登載者(=令和6年4月1日に採用予定の者)187名、採用候補者名簿B登載者(=欠員状況等により採用予定の者)37名が決定した(2次受験者数は未発表)。
名簿A登載者が前年度の185名より2名増、名簿B登載者は前年度の24名より13名増となっている。

校種別の2次試験合格者数(名簿A登載者)は、小学校が83名(前年度83名)、中学校が43名(前年度44名)、高校が38名(前年度37名)(※)、特別支援学校が18名(前年度16名)、養護教諭が4名(前年度3名)、栄養教諭で1名(前年度1名)となっている。
また、小学校で13名、中学校で6名、高校で11名、特別支援学校で1名、養護教諭で4名、栄養教諭で2名が名簿B登載者となっている。
※高校の合格者には併願教科(情報)での合格者1名を含む。

なお、最終倍率(1次受験者数をA名簿登載者数で割ったもの)は全校種合計で5.5倍(前年度5.5倍)となった。
主な校種別では小学校が3.5倍(前年度3.9倍)、中学校が5.4倍(前年度5.4倍)、養護教諭が24.8倍(前年度33.3倍)、栄養教諭が17.0倍(前年度9.0倍)となっている。
※最終倍率は時事通信出版局調べ。なお、高校と特支は1次受験者数を合算しているため、個別算出は不能

また、今年度試験での採用候補者名簿(A及びB)に登載されなかった者のうち、県教委が定める基準を満たした者として、来年度(令和7年度=2024年実施)試験での「前年度の選考審査結果による特別選考ア・イ・ウ(以下「特別選考⑦ア・イ・ウ」)の対象者もあわせて発表され、特別選考⑦ア(第2次審査受審者)で7名(前年度15名)、特別選考⑦イ(特別選考⑥臨時教員に係る特別選考受審者)で13名(前年度22名)、特別選考⑦ウ(一般選考受審者)で35名(前年度65名)の計55名(前年度102名)が特別選考⑦それぞれの候補者名簿に登載された。
特別選考⑦の名簿登載者は「令和6年4月1日から出願期間において本県(徳島県)の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の臨時教員等として勤務実績がある」および「令和6年度(令和5年度実施)の徳島県公立学校教員採用候補者選考審査と同一の校種及び職種を受審する」の条件をすべて満たした場合に、特別選考⑦アと特別選考⑦イについては令和7年度試験から9年度試験までの3年間、1次試験が免除される。また、特別選考⑦ウについては令和7年度試験において、1次試験の一部が免除される。
特別選考⑦の名簿登載者は、徳島県で臨時教員等を希望する場合には原則として優先的に配置される。なお、希望調査及び手続きについては、後日県教委の担当者から連絡される。

徳島県ではこのあと、現職教員を対象としたUIJ特別選考(小学校と特別支援学校で実施)を、10月28日(土)29日(日)に行う。

徳島県教育委員会・令和6年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査第2次審査結果について(9/29更新)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/7220128/