秋田県 令和8年度(令和7年=2025年実施)試験の実施要項を発表

秋田県教育委員会は4月10日、令和8年度(令和7年度=2025年実施)秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験の実施要項を発表した。

秋田県の試験日程は、1次試験は7月12日(土)。2次試験は8月30日(土)〜9月1日(月)に行われる。
1次試験はこれまで2日間の実施としていたが、集団面接の廃止に伴い1日のみの実施となる。また、1次試験は秋田県内の会場に加えて「東京会場」(TKP神田ビジネスセンター=千代田区)を新たに設置し、秋田会場と同一日程で実施する。なお、東京会場では実習助手・特別支援学校寄宿舎指導員を除く全志願種を対象として実施するが、東京会場での受験は先着順の受付となり、収容人員の上限(130名程度)に達した場合、それ以降の申込者は秋田会場での受験となる。
結果の発表は1次が8月6日(水)、2次が9月30日(火)の予定となっている。

出願の受付期間は4月11日(金)から5月9日(金)までで、志願書については原則として電子申請による受付(5月9日17時まで)、特別選考や加点対象等の必要書類は郵送での送付となる(郵送は5月9日の消印有効)。今回の試験より実施要項は電子版のみとなり、ホームページよりダウンロードすることになる。
なお、出願に際し、これまで郵送としていた個人写真データを出願時に画像ファイル(jpeg、png、gif)で添付するほか、1次試験の結果通知用封筒を1次試験当日に提出、受験票は電子申請サービスからのダウンロードに変更することで、一般選考の受験者(優遇措置対象者や加点申請者を除く)については出願時の郵送での書類送付が不要となる。また、これまで大学経由の郵送で出願していた大学推薦特別選考の志願者は、受験手続きについては志願者自身による電子申請による申請が必要となる。

今年度の採用予定人員は小学校80名(前年度採用予定人数110名)、中学校75名(同64名)、高校30名(同26名)、特別支援学校25名(同25名)、養護教諭8名(同11名)で、中学校と高校で採用予定数を増やした一方、小学校では30名減としている。
このほかに、高校の実習助手(農業、工業)、特別支援学校理療科実習助手、言語聴覚士等有資格者特別選考(特別支援学校)、社会人特別選考(教員免許状の所有を前提としない選考)でそれぞれ若干名を募集する。

※今回の試験での変更点については、こちらの記事を、また、今回の試験より実施する「大学3年生チャレンジ選考」はこちらの記事を参照。

秋田県教育委員会(美の国あきたネット)・令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験実施要項
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/87293

秋田県教育委員会(美の国あきたネット)・令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000087293_00/1_R8実施要項.pdf