神戸市 志願状況を公表。志願者倍率は5.1倍、大学3年生等早期チャレンジ選考には300名が申し込み

神戸市教育委員会は5月21日、2026年度神戸市教員採用選考(2026年度〈2025年度実施〉神戸市立学校園教員採用選考試験)の志願状況(速報値)を公表した。
今年度、志願者の総数(※大学3年生等早期チャレンジ選考の志願者を含む)は2,210名となり、前年度の1,981名からは229名増加した。また、募集人員(約430名=正規教員)に対しての全体の志願者倍率は5.1倍で、前年度の4.6倍(正規教員の募集人員:約430名)からは0.5ポイント上昇となった。

受験区分別の志願者数では幼稚園66名(前年度47名)、小学校853名(前年度771名)、小学校英語コース17名(前年度15名)、中学校・高等学校929名(前年度799名)、特別支援学校140名(前年度159名)、養護教諭173名(前年度149名)、栄養教諭32名(前年度41名)で、特別支援学校と栄養教諭以外の区分で前年度より志願者数が増加した。

また、受験区分別の倍率は、小学校が5.0倍(前年度3.9倍)、小学校英語コースが1.7倍(前年度1.0倍)、中学校・高等学校が5.8倍(前年度5.7倍)、特別支援学校が2.3倍(前年度3.2倍)、養護教諭が11.5倍(前年度9.9倍)となっている(幼稚園と栄養教諭は募集人員を若干名としているため倍率は非公表)。

一方、大学3年生等を対象に実施する「大学3年生等早期チャレンジ選考」(2027年度採用)には前年度の193名から107名増となる300名が申し込んだ。
校種別では幼稚園28名(前年度10名)、小学校127名(前年度67名)、小学校英語コース3名(前年度1名)、中学校・高等学校117名(前年度87名)、特別支援学校7名(前年度6名)、養護教諭17名(前年度20名)、栄養教諭1名(前年度2名)で、養護教諭と栄養教諭以外の校種で前年度より申込者が増加した。

神戸市の教員採用試験は、webによる適正検査を6月6日(金)から13日(金)までの間に実施。その後、1次試験の筆記試験が6月14日(土)、面接試験(集団面接)が6月27日(金)28日(土)に行われる(※大学3年生等早期チャレンジ選考の面接試験は8月中旬以降に実施)。また、2次試験(面接試験〈個人面接〉・実技試験)は7月19日(土)から8月17日(土)にかけて行われる。
結果の発表は1次が7月中旬(前年度試験では7月17日)、2次が9月中旬(前年度試験では9月19日)の予定。

神戸市教育委員会・2026年度神戸市教員採用選考志願状況(PDF)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/39130/2026shigansuuhoukoku.pdf