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【毎日出題】教職教養クイズーNo.23「教育法規」

教員採用試験で問われる教職教養の知識を、クイズ形式でサクッと確認!平日に毎日更新します。


次の①②の各文は、ある法令の条文である。当てはまる法令名の正しい組み合わせは、⑴~⑷のどれ?

①国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない。

②経済的理由によつて、就学困難と認められる学齢児童又は学齢生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない。

(1)①日本国憲法 ②学校教育法
(2)①教育基本法 ②学校教育法
(3)①学校教育法 ②教育基本法
(4)①教育基本法 ②日本国憲法

A 正解は⑵です。

①教育基本法第4条第3項、②学校教育法第19条です。最高法規である日本国憲法では「教育を受ける権利」を定めており、より具体的な就学困難に関する規定はありません。「教育憲法」とも呼ばれる教育基本法が、就学困難に対する国や地方公共団体の役割について規定し、学校教育法がより具体的に市町村について規定するというふうに見分けることができます。