2025年教採に向けてイマすべきこと

ここまで、イマの教採の状況を説明してきました。これらを知った上で、2025年実施試験に向けて何から始めたらよいのか、解説していきます。教採合格への第一歩を踏み出す手掛かりにしてみてください。

日ごろから心がけるべきこと

情報収集がこれまで以上に重要!

これまで説明してきた教採の変化は、徐々に全国に広がってきており、各自治体が“現在進行形”で検討を続けている最中です。試験日程の早期化、3年次夏季受験の実施については、特に取り入れる自治体も多く、今後さらに増えることが予想されます(2024年実施試験での3年次夏季受験実施自治体一覧は下記を参照)。そして今迫っている2025年実施試験については、これから情報を公表する自治体も多いです。試験の実施方法が大きく変わる場合は、募集要項よりも先にその概要が公表されることがほとんどです。
現在(2024年12月時点)大学2年生のみなさんは試験日程と3年次夏季受験の有無、大学3年生のみなさんは試験日程について、日ごろから情報収集に努めましょう。
試験日程が早まる可能性があることを踏まえると、これまで以上に試験までの残り時間が少なく、いち早く情報を掴み、対策を講じることが何より重要になってきます。

勉強を始める前にまずすべきこと

受験自治体を知ることで勉強すべきことが見えてくる!

情報収集と並行して、試験勉強も進めていかなければなりません。ただし、教採の試験範囲は超膨大です。そして、教採の早期化により、試験までの残り時間も決して十分にあるとはいえません。
そこで、本格的に勉強を始める前にまずは“受験自治体を知る”ことから始めましょう。
受験自治体の最新試験の実施方法や内容を知ることで、2025年実施試験の内容もある程度予測することができます。また、試験の内容を知ることで、効率よく勉強していくことができます。

受験自治体の最新試験情報を知る

最新試験情報を試験対策や併願先決定に役立てよう

教員養成セミナー1月臨時増刊号「全自治体 教員採用試験 完全データ集」では、勉強を始める前に知っていただきたい、自治体の教採最新情報を全自治体分まとめました。対象とした試験は、2024年春~夏に行われた試験です。つまり、自治体によっては、大学3年生も一部試験を受験したものです。
試験日程や内容等の教採に関する最新情報だけでなく、各自治体の教育委員会や教育施策等の情報まで、また各自治体の教職・一般教養は試験内容の分析まで掲載しています。


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