模擬授業対策は、具体的にどのように進めていけばよいのでしょうか。ここでは、模擬授業をしたことがない人のために、対策法を7つのSTEPに分けて解説していきます。後半編はSTEP 5からです。 ※前半編(STEP 1〜STEP 4)はこちら。
STEP 5 実際に授業をしてみる
模擬授業を行う範囲について大まかな見通しを立てたら、実際に授業をしてみましょう。
最初はなかなかうまく話せないと思いますが、あらかじめセリフを用意して丸暗記するのは棒読みになってしまうので、あまりおすすめできません。なるべく、「授業を通して子どもたちにどんな資質・能力を育成したいか」を意識しながら、自分の言葉で語りかけるようにしてみましょう。
なお、模擬授業の練習をする際は必ずアラームを設定し、本番と同じ長さを体に覚えさせることが大切です。

STEP 6 授業の改善点を考える
模擬授業の練習後、自分ではよくできたと思ったとしても、客観的に見れば改善すべき点は必ずあります。次の方法で、確認するようにしましょう。

STEP 7 他の学年・単元への「応用」を考える

何度も練習を重ね、ある程度満足のいく授業ができるようになったら、他の学年・単元での授業も考えてみましょう。一度、授業計画をつくれば、そこで培ったノウハウは他の学年・単元でも応用できます。そうして2種類、3種類の計画を立てて模擬授業の練習を重ねれば、問題提示が試験当日の場合でも、落ち着いて授業を構想することができます。

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