ここでは、2024年実施の教員採用試験に合格した人の「志望動機」と「自己PR」を見ながら、具体的にどこが優れているのかを解説していきます(本誌掲載の願書例より一部を抜粋。その1からのつづき)。
(※編集部が願書の一部を改変しています)
自己アピール(教員として生かせること) M・Kさん[千葉県・千葉市/小学校]
自己PR H・Nさん[大阪府/中学校・社会]
教育実習で学んだこと K・Nさん[東京都/中学校・国語]
学校教育で生かしたい分野や領域 H・Sさん[東京都/中高・音楽]
学校で発揮できる自らの強み Y・Eさん[北海道/中学校・英語]
これまでの経験、実績、得意分野を踏まえて、教員として取り組みたいこと S・Yさん[静岡県/小学校]
column|願書で「不祥事対応」について記入する自治体も
近年、多くの自治体が教員の不祥事対応に頭を悩ませています。そうした観点から、最近は願書に不祥事対応に関する記入欄を設け、受験者の考えや姿勢を記入させる自治体もあります。具体的に、「学校における不祥事を防ぐためにあなたが取り組みたいことについて、次の枠内に簡潔に記入してください」(神奈川県)といった具合です。こうした場合、不祥事は許されないという考えを示すとともに、自分も当事者の一人として防止に取り組んでいく姿勢を示すようにしましょう。
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