栃木県 令和7年度(令和6年=2024年実施)採用試験での主な変更点を公表

栃木県教育委員会は1月9日、令和7(2025)年度栃木県公立学校新規採用教員選考(令和6年=2024年実施)の主な変更点について公表した。

栃木県ではすでに、1次試験の試験日程(7月6日、7日実施)および大学3年生を対象とした特別選考を実施することを発表しているが、今回公表された変更点は、以下の2点となっている。

①第2次試験の内容の変更
栃木県の2次試験はこれまで「面接試験(集団討論、個人面接)」「作文」「実技試験(中高の一部教科)」を実施していたが、令和7年度選考より、面接試験の集団討論を廃止し、個人面接を「①総合的な資質・能力に関する面接」と「②実践的な指導力に関する面接」の2回実施する。
また、小学校、中学校および養護教諭(小・中学校)については作文を廃止。高校と特別支援学校および養護教諭(高校・特別支援学校)については作文を「論作文」に変更して実施する。

②講師等経験者特別選考の新設
募集する全区分・教科・科目で実施。受験資格は、令和3(2021)年4月1日から令和6(2024)年3月31日までの3年間に栃木県内の公立学校及び同県内の国立大学附属学校において、常勤の講師等(非常勤講師を除く)として通算で12月以上の勤務経験がある者で、書類選考の結果同選考の対象となった者は、1次試験の一般教養(教職専門を含む)試験を免除する。

なお、変更点の詳細については4月上旬に公開予定の選考要項で示される(前年度試験では4月6日に公開)。

栃木県教育委員会・令和7(2025)年度栃木県公立学校新規採用教員選考の主な変更点について(栃木県ホームページ〈県政情報〉・PDF)
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m03/saiyou/documents/20240107150414.pdf