宮城県 出願者数を公表。平均倍率は3.5倍に

宮城県教育委員会は6月3日、令和7年度宮城県公立学校教員採用候補者選考の出願者数及び出願倍率を発表した。
今年度の試験では、全体で410名程度の採用予定者数(前年度415名)に対し出願者は1,426名で、前年度の1,511名より86名減少。出願倍率も前年度より0.1ポイント低下し3.5倍となった。

受験区分別の出願者数では小学校334名(前年度353名)、中学校285名(前年度275名)、中高共通318名(前年度345名)、高校331名(前年度390名)、養護教諭156名(前年度129名)、栄養教諭2名(前年度19名)で、中学校(10名増)と養護教諭(27名増)以外の校種で前年度を下回った。なお、出願者のうち新卒者の占める割合は40%(566名)で前年度(38%・576名)とほぼ同等としている。

また、受験区分別の出願倍率は小学校1.6倍(前年度1.5倍)、中学校2.9倍(前年度2.8倍)、高校3.7倍(前年度4.9倍)、養護教諭15.6倍(前年度25.8倍)となっている。
(※中高共通は教科の配置数〈採用予定者数〉が、栄養教諭は配置数が確定した段階でそれぞれ倍率が確定するため、倍率は非公表)

宮城県の教員採用試験は1次試験が7月13日(土)。2次試験は8月28日(水)から9月5日(木)までの間に行われる。結果の発表は1次が8月2日(金)、2次が9月27日(金)。

宮城県教育委員会・令和7年度宮城県公立学校教員採用候補者選考 出願者数及び出願倍率について(記者発表資料・PDF)
https://www.pref.miyagi.jp/documents/52666/20240603_syutugannsyasuuoyobisyutuganbairitu.pdf

宮城県教育委員会・宮城県公立学校教員採用候補者選考
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ky-teacher/r07kyosai.html