富山県 志願状況を公表。志願倍率は2.0倍、大学3年次の志願者は210名に

富山県教育委員会は6月26日、令和7年度富山県公立学校教員採用選考検査の志願状況をホームページで公表した。
今年度の志願者総数は888名(前年度848名)。そのうち、令和7年度採用分の志願者は678名で、前年度(令和6年度採用分)の758名から80名減となった。
一方、今回の試験から対象を全校種に拡大した「大学3年出願者」数は210名となった(前年度は小学校のみで90名)。

校種別の志願者数(令和7年度採用分)では小学校233名(前年度240名)、中学校・高校338名(前年度398名)、特別支援学校A(※)31名(前年度33名)、特別支援学校B(※)15名(前年度15名)、養護教諭45名(前年度58名)、栄養教諭16名(前年度15名)となっている。なお、倍率は公表されていないが、令和7年度の採用予定者数(総計)340名で計算した場合の平均倍率は2.0倍(前年度は志願者758名 / 採用予定者数330名で2.5倍)となる。
※校種別の登載予定者数は非公表。
※特別支援学校A=特別支援学校の教諭普通免許状と小学校、中学校、高等学校のいずれかの教諭普通免許状を併せ持つ者(または取得見込みの者)。特別支援学校B=小学校、中学校、高等学校のいずれかの教諭普通免許状を所有(または取得見込みの者)で、特別支援学校の教諭普通免許状を持たない者(ただし、採用後5年以内に特別支援学校の教諭普通免許状を取得することを条件とする)。

また、大学3年出願者の校種別の志願者数は、小学校127名、中学校・高校70名、特別支援学校Aが8名、特別支援学校Bが0名、養護教諭4名、栄養教諭1名となっている。

富山県の教員採用試験は、1次試験が7月13日(土)14日(日)。2次試験は8月17日(土)18日(日)に行われる。
結果の発表は1次が8月上旬(前年度は8月4日)、2次は9月下旬(前年度は9月25日)の予定となっている。
※「大学3年出願者」は、大学3年時に前倒しして1次試験を受験し、1次試験に合格した場合は、翌年度(令和7=2025年度)試験では2次試験のみ受験する。

富山県教育委員会・令和7年度富山県公立学校教員採用選考検査 志願状況について(pdf)
https://www.pref.toyama.jp/documents/41687/41686_hp.pdf

富山県教育委員会・令和7年度富山県公立学校教員採用選考検査
https://www.pref.toyama.jp/kyouinsaiyou/senkoukensa/r7/index.html