鳥取県教育委員会は12月26日、令和8年度(令和7年度=2025年実施)鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項の骨子を発表した。
鳥取県の1次試験は6月7日(土)に実施する。1次試験については鳥取と関西の両会場での実施となる。
また、2次試験は適性検査(Web受検)を7月9日(水)午後5時から17日(木)までの間、適性検査以外は7月26日(土)から8月2日(土)までの間の指定日(1日または2日)に行われる。結果の発表は、1次が7月9日(水)、2次が9月5日(金)の予定で、令和8年度の試験日程については、1次試験はほぼ前年度と同様のスケジュールとなる一方、2次試験は前年度より1週間程度早めて行われる。
なお、実施要項は3月24日(月)公表予定で、出願期間は同日(3月24日)正午から4月21日(月)正午まで、電子申請による受付となる。
令和8年度試験(2025年実施) | 令和7年度試験(2024年実施) | |
出願期間 | 3月24日(月)〜4月21日(月) | 3月25日〜4月22日 |
1次試験 | 6月7日(土) | 6月8日 |
1次結果発表 | 7月9日(水)予定 | 7月12日 |
2次試験 | 適性検査:7月9日(水)〜17日(木) 適性検査以外:7月26日(土)〜8月2日(土) | 適性検査:7月12日〜21日 適性検査以外:8月2日〜10日 |
2次結果発表 | 9月5日(金)予定 | 9月13日 |
今年度試験からの主な変更点は下記の通り。
①一般選考における加点制度のうち、英語に関する資格の基準に「TOEIC Bridge」を追加する。
小学校と特別支援学校の志願者について、平成27(2015)年4月1日以降、TOEIC Bridge L&Rで84点以上またはTOEIC Bridge L&RとTOEIC Bridge S&Wの合算スコアで170点以上の場合には「10点」、TOEIC Bridge L&Rで76点以上またはTOEIC Bridge L&RとTOEIC Bridge S&Wの合算スコアで156点以上の場合には「5点」を、専門試験(筆記試験)の得点に加点する。
②一般選考における加点制度のうち、複数免許状所有者の要件に、高等学校教諭において「福祉」の教員免許状所有者を追加する。該当者には「10点」を加点。
③特別選考の「スポーツ・芸術の分野に秀でた者を対象とした選考」の対象試験区分・教科(科目等)を見直し、スポーツ・芸術の分野に直接関連する教科・科目等(保健体育・音楽・美術・書道)に限定する。
④特別選考の「普通免許状を有しない社会人実務経験者を対象とした選考」の対象試験区分・教科(科目等)に高等学校教諭「福祉」を追加するとともに、受験資格に係る実務経験年数を15年間で7年以上の実務経験から「5年間で3年以上の実務経験」に変更する。
⑤大学院進学希望者及び大学院修学継続希望者への特例を「教職大学院」に限定し、専修免許状の取得等を義務付ける(※令和6年度及び7年度の選考試験で本制度により採用年度を延長されている者については、通知済の年度に採用する)。
鳥取県教育委員会・令和8年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験の日程、試験内容等について
https://www.pref.tottori.lg.jp/320098.htm
鳥取県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項の骨子について(PDF)
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1376675/R08youkoukosshi.pdf