京都市教育委員会は5月30日、京都市の教員採用サイトで「令和8年度(令和7年度実施)京都市立学校教員採用選考試験の志願者数について」として、令和8年度試験の志願者数を公表した。
今年度(令和8年度採用分)は410名程度の採用予定者数に対し志願者の総数は1,426名となり、採用予定者数が235名程度だった前年度の1,366名から60名増となった。一方、全体の平均倍率は3.5倍となり、前年度の4.5倍からは1ポイント下回った。
また、昨年度試験から実施した「大学3回生等 JUMP UP 特別選考(大学3回生等コース)」の志願者は、前年度の201名から97名増の298名となった。
校種別の志願者数(令和8年度採用分。第1希望の校種・職種で分類)は、幼稚園・小学校492名(前年度472名)、中学校514名(前年度482名)、高校156名(前年度148名)、総合支援学校143名(前年度143名)、養護教諭88名(前年度93名)、栄養教諭33名(前年度28名)となっている。
また、国際貢献特別選考に3名(前年度2名)、フロンティア特別選考に5名(前年度10名)、前年度の「大学3回生等 JUMP UP 特別選考」の合格者コース(1次試験の一般・教職教養と専門が免除)に109名、一部合格者コース(一般・教職教養のみ免除)に25名、京都市独自の教員養成システムである「京都教師塾」の19期生からは127名が志願している(※以上の数値は校種別の志願者数の内数に含まれる)。
なお、校種別の志願倍率は、幼稚園・小学校2.7倍(前年度3.1倍)、中学校4.3倍(前年度6.9倍)、高校7.8倍(前年度9.9倍)、総合支援学校2.0倍(前年度2.9倍)、養護教諭8.8倍(前年度9.3倍)となっている(栄養教諭は採用予定者数が若干名のため倍率非公表)。
一方、「大学3回生等 JUMP UP 特別選考(大学3回生等コース)」の校種別志願者数は、幼稚園・小学校136名(前年度104名)、中学校106名(前年度53名)、高校20名(前年度12名)、総合支援学校17名(前年度10名)、養護教諭17名(前年度20名)、栄養教諭2名(前年度2名)となっている。
京都市の教員採用試験は、1次試験の筆記試験が6月14日(土)、面接試験が6月15日(日)21日(土)22日(日)。2次試験(※)は8月16日(土)17日(日)に行われる。
結果の発表は1次が8月上旬(前年度試験では8月2日)、2次が9月中旬(前年度試験では9月13日)の予定。
※2次試験の試験会場については、実施要項発表時の会場(京都市総合教育センター)から同志社大学今出川キャンパス他に変更予定となっており、正式な試験会場については交付される受験票で確認すること。
京都市教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)京都市立学校教員採用選考試験の志願者数について(PDF)
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